神奈川県横浜市のみなとみらい地区に位置する「パシフィコ横浜ノース」は、国内外のイベント・ライブ・展示会などに利用される人気の多目的施設です。
この記事では、パシフィコ横浜ノースの座席構成やキャパシティ、実際の見え方、さらに駐車場やアクセス情報まで詳しく解説します。神奈川エリアでコンサートやイベントに参加する際の参考にしてください。
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神奈川のパシフィコ横浜ノース・国立大ホールの座席とキャパを解説
神奈川県のみなとみらいにある「パシフィコ横浜ノース」は、2020年に開業した最新ホールです。柱のない無柱空間と可動式ステージを備え、最大約6,000人を収容できます。イベント内容に合わせて座席レイアウトを自在に変更できるのが特徴です。
一方、「国立大ホール」は劇場型の固定座席構造で、総座席数は5,002席。1階から3階までの3層構造で、音響の良さと視界の安定感に定評があります。どちらも神奈川を代表する大規模ホールとして、国内外のコンサートや式典に利用されています。
より近い距離でアーティストを感じたい方は、横浜ベイホールのキャパ・座席・見え方も参考に。アリーナクラスのイベント比較には、横浜アリーナとKアリーナ横浜の違いの記事もおすすめです。
ホールのキャパシティと概要
パシフィコ横浜ノースの最大収容人数は約6,000人です。ホール部分は可動式の座席やステージ設営に対応しており、コンサート、展示会、学会など多様なイベントに利用されます。
一方で、隣接する「国立大ホール」は固定席のある劇場型構造で、5,002席を備えています。1階から3階まで3層に分かれており、音響・照明設備が整っています。
| 会場名 | 収容人数 | 特徴 |
|---|---|---|
| パシフィコ横浜ノース | 約6,000人 | 無柱空間・可動式ステージ。展示・ライブ・式典など多用途に対応 |
| 国立大ホール | 5,002席 | 1階3,260席/2階994席/3階748席の固定座席ホール |
ノースは可変レイアウトのため、実際のキャパシティはイベントの内容や設営方式によって変動します。立見エリアを設けるイベントでは、6,000人を超える動員になることもあります。
座席構成とフロアの特徴
国立大ホールでは、1階席がステージに最も近く、3階席になるほどステージとの距離が広がります。以下は階層別の座席構造の特徴です。
| 階層 | 座席数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1階席 | 約3,260席 | ステージに近く臨場感抜群。中央ブロックが特に人気 |
| 2階席 | 約994席 | 俯瞰して全体を見渡せる。音響も良好でバランスの良い階層 |
| 3階席 | 約748席 | ステージ全体を見下ろす構図。距離はあるが全体把握に適している |
ノースは可動式座席を採用しているため、平土間形式の展示やパーティーなどにも対応しています。音響設計も最新仕様で、どの位置からでもクリアな音が届くよう工夫されています。
ライブ・コンサート時のキャパと使用例
ホールイベント時には約5,500〜6,000人が入場できる設営が多く採用されます。コンサートではアリーナスタイルで前方にステージを設け、中央から後方にかけて座席を並べる形式が一般的です。
講演会や学会では1階部分のみの利用、展示会では全フロアを平土間として使用するなど、イベントの種類に応じて柔軟にキャパシティを調整可能です。
神奈川・パシフィコ横浜ノースと国立大ホールの見え方をシミュレーション
続いて、神奈川・みなとみらいにあるパシフィコ横浜ノースおよび国立大ホールの「見え方」について解説します。両ホールは構造が異なるため、同じパシフィコ横浜内でも視界や臨場感の感じ方に違いがあります。
パシフィコ横浜ノースは可動式のステージを採用しており、イベントごとに座席配置や高さが変わります。どの位置からでもステージが見やすい設計ですが、ステージの構成や照明演出によって印象が大きく変わります。
一方の国立大ホールは劇場型の固定座席構造で、階層ごとに傾斜があるため後方でも視界を確保しやすいのが特徴です。
座席の位置によってステージの見やすさや音響の印象が変わるため、チケット選びの際に知っておくと安心です。特にライブ前後の時間を有効に使いたい方は、横浜アリーナ周辺の喫煙所・暇つぶし・観光スポットの記事も参考になります。
また、遠方から横浜エリアへ訪れる場合は、横浜駅からKアリーナへのアクセスガイドもチェックしておくと移動がスムーズです。
前方席の見え方
どちらの会場でも1階前方席は、ステージとの距離が最も近い特等席です。パシフィコ横浜ノースでは可動式のフラットフロア構造を活かし、ステージが低めに設定されることが多く、視界を遮るものが少ないのが特徴です。ライブや声優イベントなどでは、表情や細かい動きを肉眼で楽しめる距離感です。
一方、国立大ホールは固定席構造のため、前列であってもわずかに傾斜があります。音響が直接届くため、声や楽器の響きが自然で、照明や映像演出をダイレクトに感じられます。特に中央ブロックの前方席は音と光のバランスが絶妙で、ステージとの一体感を味わえるエリアです。
中列・後方席の特徴
1階後方や2階席前列では、両ホールとも全体を俯瞰できる見やすいポジションです。ノースではステージが可動式であるため、後方席でも高さをつけた設営が多く、見づらさを感じにくい設計になっています。音響面では最新の分散スピーカーが使用されており、会場全体で均一な音圧が保たれるのが特徴です。
国立大ホールの中列・後方席は、ステージとの距離が増しますが、天井の反響音が自然に拡散されるよう設計されています。2階席前列ではステージ全体を視界に収めやすく、照明演出や舞台の全貌を堪能できます。大型スクリーンも後方視認を意識して配置されているため、どの列でも演出を楽しめます。
- 中列(20〜40列付近)は演出全体を俯瞰できる位置
- 後方席ではスクリーン映像や照明演出を中心に楽しめる
- イベントによっては花道が設けられ、思わぬ近さを感じる席もある
上層階・3階席の見え方
国立大ホールの2階・3階席は、高さを生かした俯瞰視点が特徴です。特に3階席は、全体照明やステージ構成を一望でき、オーケストラや舞台演出を楽しむのに向いています。距離はありますが、音響が非常に整っており、音の遅れやこもりを感じにくい設計です。
ノースには固定された3階席はありませんが、可動式スタンド席や仮設観覧席が設けられることがあります。その場合も視界確保を重視した段差配置がされており、平土間会場ながら視認性が高いのが特長です。大型スクリーンが常設されるイベントも多く、後方でも十分楽しめます。
| 席の位置 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 1階前方(ノース・国立共通) | 出演者の表情が見える距離。音響・迫力とも最良。 | ★★★★★ |
| 1階中列〜2階前列 | ステージ全体をバランスよく見渡せる。照明演出も美しく見える。 | ★★★★☆ |
| 2階中列・3階席(国立)/後方席(ノース) | 俯瞰視点で全体を把握できる。音響は安定、臨場感はやや控えめ。 | ★★★☆☆ |
見え方を左右するポイント
- イベントごとにステージ設営・スクリーン配置・花道の有無が異なる
- ノースは可動ステージにより、イベントごとに座席勾配や高さが変化する
- 国立大ホールは固定座席ながら、傾斜設計で前列の頭に被りにくい構造
- スクリーン映像や照明演出が後方・上層席をしっかりカバーする設計
- センターステージ形式では、サイド席や後方席でも高い満足度を得られる
どちらのホールも、全体に傾斜を持たせた構造で前の人の頭が視界を遮りにくく設計されています。ノースは可動式の自由度、国立大ホールは劇場型の完成度と音響が魅力です。用途やイベントのジャンルによって選ぶと、より満足度の高い体験ができるでしょう。
神奈川・パシフィコ横浜の駐車場とアクセス情報
みなとみらいエリアに位置するパシフィコ横浜ノースは、電車・車どちらのアクセスも良好で、遠方からの来場にも便利です。ここでは駐車場情報とアクセス手段をわかりやすくまとめます。イベント当日は混雑しやすいため、早めの移動を心がけると安心です。
電車で訪れる場合は「みなとみらい駅」から徒歩5分、「桜木町駅」から徒歩12分ほど。車の場合は首都高速「みなとみらい出入口」から約3分で到着します。敷地内には約1,150台を収容できる地下駐車場があり、周辺にも多数のコインパーキングがあります。
待ち時間や開演前に時間を潰したい方は、横浜駅周辺で暇つぶしできる無料スポットをチェックしておくのもおすすめです。また、新幹線で訪れる方は、新横浜駅周辺の暇つぶしスポットも参考になります。
駐車場の基本情報
パシフィコ横浜には「みなとみらい公共駐車場(パシフィコ横浜駐車場)」が併設されており、合計で約1,150台を収容可能です。地下にある自走式駐車場で、24時間利用できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車可能台数 | 約1,150台 |
| 料金 | 30分280円・平日最大1,600円・土日祝最大2,100円(7:00〜22:00) |
| 車両制限 | 高さ2.1m/長さ6.0m/幅2.2mまで |
| 営業時間 | 24時間営業(年中無休) |
ノースホール付近には「ノース駐車場(P4)」もあり、イベント時にはこちらも開放されます。週末や大規模公演日は満車になることが多いため、早めの到着がおすすめです。
電車・バスでのアクセス
最寄駅は「みなとみらい線・みなとみらい駅」で、5番または6番出口から徒歩約5分です。改札を出て「クイーンズスクエア」方面の案内に従うとスムーズに到着します。
JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」からは徒歩約12分です。動く歩道を利用できるため、荷物が多い場合でも移動しやすいルートです。
- みなとみらい線「みなとみらい駅」下車 徒歩5分
- JR「桜木町駅」下車 徒歩12分
- 首都高速「みなとみらい出入口」から車で約3分
遠方から来る場合、羽田空港や新横浜駅からのアクセスも便利です。空港リムジンバスがパシフィコ横浜正面玄関前まで直行しており、乗り換えの手間がありません。
車でのアクセスと注意点
神奈川県内や都内から車で向かう場合、首都高速神奈川1号横羽線「みなとみらい出入口」を利用するとスムーズです。出口を出たら、海沿いの「臨港パーク」方面へ進むと右手に施設が見えてきます。
イベント終了後は混雑が予想されるため、周辺道路の渋滞時間帯(21時〜22時頃)は避けると快適です。駐車券の紛失防止や出庫ルートの確認も事前に行っておきましょう。
神奈川・パシフィコ横浜ノースを訪れる前のチェックポイント
最後に、訪問前に知っておくと便利なポイントをまとめます。
- パシフィコ横浜ノースの最大キャパは約6,000人。イベント内容で変動あり。
- 国立大ホールは5,002席を備え、1階席が最も人気。階層によって見え方が大きく異なる。
- 駐車場は1,000台以上あり、車高制限は2.1m。混雑時は早めの入庫を推奨。
- 公共交通は「みなとみらい駅」から徒歩5分、「桜木町駅」から徒歩12分。
- 音響・照明設備が優れており、後方席でも迫力あるステージを体感できる。
神奈川県内でも屈指の人気を誇るパシフィコ横浜ノース。座席の位置やアクセス方法を事前に把握しておけば、イベントをより快適に楽しむことができます。ライブ、展示会、講演会など、どんなシーンでも満足度の高い体験を味わえるでしょう。
神奈川・パシフィコ横浜周辺の施設と観光スポット
パシフィコ横浜ノースの周辺には、イベント前後に立ち寄れる観光スポットや飲食店が充実しています。海を望むロケーションを活かした散歩ルートや、カフェ・レストラン街もあり、ライブや展示会の合間に休憩できます。ここでは代表的なスポットを紹介します。
徒歩圏内には赤レンガ倉庫や山下公園、よこはまコスモワールドなどがあり、昼夜問わず楽しめるエリアです。デートや友人同士の観光にも最適で、特に夜景を眺めながらの散策は人気があります。ゆったり過ごしたい方は、みなとみらいでゴロゴロできるデートスポットも参考になります。
また、もう少し足を延ばせば、食べ歩きや買い物が楽しめる中華街エリアにもアクセス可能です。初デートや友人とのお出かけにもおすすめで、横浜中華街のデートスポットをチェックしておくと、より充実した時間を過ごせます。
みなとみらい・赤レンガ倉庫エリア
徒歩圏にある赤レンガ倉庫は、アニメや映画の舞台としても有名な観光名所です。イベント帰りに立ち寄れる夜景スポットとしても人気で、期間限定イベントも頻繁に開催されています。
昼間は海辺のカフェや雑貨店が立ち並び、週末にはマルシェやフードフェスも開催。横浜らしい風景を楽しみながら、散策や写真撮影にも最適なエリアです。
クイーンズスクエア・マークイズみなとみらい
ライブや展示の前後にグッズや軽食を買うなら、この商業施設が便利です。アニメコラボカフェやキャラクターグッズ店が出店していることもあります。
駅からのアクセスが良く、屋内移動でパシフィコ横浜まで行けるため、雨の日でも快適に過ごせます。レストランやファッションショップも充実しており、開演前の時間調整にもおすすめです。
臨港パークと海沿いの散歩コース
ノースのすぐ裏手にある臨港パークは、海風を感じながらリフレッシュできる開放的な場所です。イベント終了後のクールダウンにもぴったりです。
芝生広場やベンチが整備されており、ベイブリッジや大観覧車を望む絶景スポットとしても知られています。朝や夕方にはランニングや撮影を楽しむ人も多く、横浜港の穏やかな雰囲気を満喫できます。
パシフィコ横浜ノースをより快適に利用するコツまとめ!
初めて訪れる人でもスムーズに動けるように、パシフィコ横浜ノースを快適に利用するためのポイントを紹介します。チケット受け取りや休憩スペース、グッズ販売の動線を把握しておくと安心です。
チケット引換と入場口の位置を確認
イベントごとに入場口が異なるため、チケット記載の案内を事前にチェックしておきましょう。ノース棟は国立大ホール側とは別の入口になるため注意が必要です。
入口の位置を確認しておくと、当日迷わずスムーズに入場できます。特に大規模イベントでは整列場所が異なることもあるため、主催者の最新案内を必ず確認しておきましょう。
休憩スポットと飲食エリアを把握
建物内にはカフェや自販機があり、軽食やドリンクを購入できます。近隣のクイーンズスクエアやMARK ISも利用可能です。会場外にもベンチや海沿いの広場があり、混雑時の休憩場所として便利です。
イベントによってはフードトラックや期間限定カフェが出店することもあるため、時間に余裕をもって行動すると快適に過ごせます。
イベント前後の時間調整におすすめの過ごし方
開演前は周辺カフェで軽食をとりながら待機し、終演後は海沿いの夜景を楽しむルートがおすすめです。みなとみらいの街並みや観覧車のイルミネーションを眺めながら歩くと、イベントの余韻をより深く味わえます。
混雑を避けたい場合は早めの移動を意識し、駅や駐車場の出口付近での待ち合わせを避けるのがポイントです。パシフィコ横浜ノースと国立大ホールは、神奈川を代表するイベント会場として多くの人に愛されています。
アクセスの良さ、音響の品質、そして周辺環境の充実度は全国屈指。事前に動線や周辺施設を把握しておくことで、当日のストレスを大幅に減らし、より快適にイベントを楽しめます。ライブ・展示・学会など、どんな目的でも「横浜らしい特別な一日」を過ごせるはずです。
海風と夜景に包まれながら、あなたもパシフィコ横浜で忘れられない体験をしてみてください。
