神奈川県には、都市機能と自然のバランスが取れた「住みやすい街」が数多く存在します。再開発が進むエリアや、子育て支援が充実した地域、穏やかな環境で暮らせる郊外の街など、選び方によって暮らしの質は大きく変わります。
本記事では、2025年版の「住みやすい街・駅ランキングTOP20」を発表するとともに、生活環境や将来性の面から見た注目ポイントも解説。これから神奈川で住まいを探す方、引っ越しや移住を検討中の方に向けて、地域ごとの特色を丁寧に紹介していきます。
- 【2025年版】神奈川県で住みやすい街・駅ランキングTOP20
- 1位:たまプラーザ(横浜市)|田園都市の上質な暮らし
- 2位:武蔵小杉(川崎市)|再開発で生まれ変わった人気エリア
- 3位:辻堂(藤沢市)|海とショッピングが共存する湘南の街
- 4位:鎌倉市|歴史と自然に囲まれた憧れのロケーション
- 5位:港北ニュータウン(横浜市)|計画的に整備された理想の住宅地
- 6位:平塚市|海と暮らす、落ち着いたローカル都市
- 7位:茅ヶ崎市|湘南ライフを楽しめる開放感ある街
- 8位:小田原市|歴史と自然、利便性が揃った地方都市
- 9位:橋本(相模原市)|多路線が使える交通の要所
- 10位:大和市|交通利便性と生活のバランスが整う街
- 11位:海老名市|再開発が進む郊外の新たな拠点
- 12位:汐入・追浜(横須賀市)|海と暮らす日常が叶う街
- 13位:厚木市|自然と都市のバランスが魅力の多様な街
- 14位:相模大野(相模原市)|買い物・通勤・暮らしのバランス良好
- 15位:綾瀬市|静かに暮らせる穴場の住宅エリア
- 16位:金沢八景(横浜市)|海と自然に囲まれた学園都市
- 17位:秦野市|丹沢の山々に囲まれた“水と緑のまち”
- 18位:逗子市|海と山に囲まれた、憧れのスローライフ
- 19位:淵野辺(相模原市)|学生街としても人気の穏やかな住宅地
- 20位:南足柄市(みなみあしがらし)|自然と温泉が楽しめる“癒しの暮らし”
- 住みやすい街・駅を一覧で比較!2025年のランキング早見表
- ランキングには入らなかったけど注目したい穴場の街・駅
- 神奈川に住むなら知っておきたい!住みやすい街を選ぶポイント
- 交通・商業・自然のバランスが良い街とは?
- まとめ|神奈川県で「今」選ぶべき住みやすい街とは?
【2025年版】神奈川県で住みやすい街・駅ランキングTOP20
神奈川県には、利便性と暮らしやすさを兼ね備えた魅力的な街が数多く点在しています。都心へのアクセスの良さはもちろん、自然環境や子育て支援、商業施設の充実度など、住みやすさの条件は人それぞれです。
本記事では、2025年の最新データや地域の声をもとに「住みやすい街・駅ランキングTOP20」をお届けします。通勤・通学に便利な都市部から、ゆったりと暮らせる郊外まで、多様なライフスタイルに寄り添う街選びのヒントが満載です。
なお、市町村ごとの人口ランキングや増減傾向を知りたい方は「神奈川県の市町村人口ランキング2025|穴場の街や注目エリアを紹介」もあわせてご覧ください。移住や住み替えを考えている方にも、きっと参考になるでしょう。
1位:たまプラーザ(横浜市)|田園都市の上質な暮らし
たまプラーザ駅(東急田園都市線)は、整備された街並みと自然のバランスが美しい住宅地。駅直結の「たまプラーザ テラス」をはじめとする商業施設に加え、文化施設やカフェ、公園も豊富。治安も良く、教育水準も高いため、子育て世帯やシニア層からも安定した人気を誇ります。
住環境の良さで人気のたまプラーザ。利便性と落ち着きの両立については、👉 たまプラーザ移住の魅力と注意点はこちら で詳しく解説しています。
2位:武蔵小杉(川崎市)|再開発で生まれ変わった人気エリア
武蔵小杉駅(JR南武線・横須賀線、東急東横線・目黒線)は、複数路線が利用できる交通の要所。渋谷・新宿・東京駅まで乗り換えなしでアクセス可能です。駅前には高層マンションや「グランツリー武蔵小杉」などの商業施設が集まり、若年層やファミリー層を中心に“住みたい街”として定着しています。
再開発で注目される武蔵小杉。住み心地や混雑事情が気になる方は、👉 武蔵小杉に移住するメリット・デメリット をチェックしてみてください。
3位:辻堂(藤沢市)|海とショッピングが共存する湘南の街
辻堂駅(JR東海道本線)は、湘南の海岸まで自転車圏内で、リゾート感ある日常が魅力。駅直結のテラスモール湘南には大型店舗が揃い、買い物・飲食・医療まで完結。保育施設も増加中で、自然派の子育て世代やリモートワーカーにも注目されています。
湘南ライフを満喫したい方には辻堂が人気です。実際の暮らしや家賃相場など、👉 辻堂移住ガイド|子育て・通勤事情も解説 にまとめています。
4位:鎌倉市|歴史と自然に囲まれた憧れのロケーション
鎌倉駅(JR横須賀線・江ノ島電鉄)は、鶴岡八幡宮や由比ヶ浜など歴史と自然が調和するエリア。観光地のイメージが強い一方、落ち着いた住宅街や小中学校の教育環境も整っており、定住希望者も多数。四季の移ろいを感じながら、心豊かに暮らせる街です。
歴史と自然に囲まれたスローライフ。鎌倉への移住を考えている方は、👉 鎌倉に住むという選択|憧れと現実 をご覧ください。
5位:港北ニュータウン(横浜市)|計画的に整備された理想の住宅地
センター北・センター南駅(横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン)を中心に広がるエリア。都市計画に基づき整備された街並みは緑が豊かで、公園や図書館、教育施設も充実。ショッピングモールや医療機関も徒歩圏内に揃い、共働き世代からシニア層まで幅広く支持されています。
横浜市北部の計画都市エリアとして、子育て層に絶大な人気を誇る街。センター北・センター南駅周辺の魅力や暮らしのリアルは、👉 横浜市・港北ニュータウンの移住ガイドはこちら に詳しくまとめています。
6位:平塚市|海と暮らす、落ち着いたローカル都市
平塚駅(JR東海道本線)は、ビーチや湘南平など自然を身近に感じられる環境に加え、ラスカ平塚など商業施設も充実。のんびりした空気感と利便性の両立が魅力で、家賃や物価も比較的落ち着いています。地元密着の商店街やイベントも多く、移住希望者にも注目されています。
7位:茅ヶ崎市|湘南ライフを楽しめる開放感ある街
茅ケ崎駅(JR東海道本線・相模線)は、海まで徒歩圏内のライフスタイルが叶う街。サーフィンやランニングを楽しむ人が多く、健康志向のライフスタイルにもぴったり。市内にはおしゃれなカフェやベーカリーも多く、自然と共に暮らしを楽しむ環境が整っています。
海のそばで自然と共に暮らしたい方に。移住人気が高まる茅ヶ崎については、👉 茅ヶ崎で暮らす|移住前に知っておきたいポイント でまとめています。
8位:小田原市|歴史と自然、利便性が揃った地方都市
小田原駅(JR東海道本線・小田急線・箱根登山鉄道・新幹線)は、東京まで新幹線で最短35分と通勤も可能な利便性が魅力。小田原城や漁港がある風情ある街並みに、箱根や伊豆方面へのアクセスの良さも兼ね備え、都会と自然の“ちょうどいい”バランスが好評です。
自然・歴史・交通のバランスが取れた小田原。地方移住を検討中の方は、👉 小田原市移住ガイド|新幹線通勤も可能な街 をどうぞ。
9位:橋本(相模原市)|多路線が使える交通の要所
橋本駅(JR横浜線・相模線、京王相模原線)は、都心方面や八王子方面へのアクセスに優れた利便性の高い駅。駅前には大型商業施設や行政窓口も揃い、生活環境が整っています。リニア中央新幹線の停車候補地としても注目されており、今後の発展性にも期待が寄せられています。
10位:大和市|交通利便性と生活のバランスが整う街
大和駅(小田急江ノ島線・相鉄本線)は、横浜・渋谷・新宿方面への直通アクセスが可能で、通勤・通学にも便利な立地。駅周辺には商店街や市役所、文化施設、公園などがコンパクトにまとまっており、日常の暮らしが快適。治安の安定性や子育て支援にも定評があります。
11位:海老名市|再開発が進む郊外の新たな拠点
海老名駅(小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線)は、3路線が交差するターミナル駅で、都心や県内各地へのアクセスが良好。駅周辺には大型ショッピング施設「ららぽーと海老名」や「ビナウォーク」があり、生活利便性が年々向上。再開発で都市機能が充実しつつ、自然も身近なバランスの取れたエリアです。
アクセスと再開発が進む注目エリア。買い物・子育て・暮らしやすさは👉 海老名市に移住する魅力と生活環境 にて解説しています。
12位:汐入・追浜(横須賀市)|海と暮らす日常が叶う街
汐入駅・追浜駅(いずれも京急本線)は、横浜方面にも1本で出られる利便性を備えつつ、東京湾に面した海辺の穏やかな住宅街が広がるエリア。公園や海の見えるカフェなども点在し、ゆったりとした暮らしを好む層に人気。横須賀市の中心地にも近く、商業施設や公共インフラも整っています。
13位:厚木市|自然と都市のバランスが魅力の多様な街
本厚木駅(小田急小田原線)は、駅周辺のにぎわいと郊外の自然が共存する、住み心地の良いエリア。小田急線の急行停車駅で、新宿まで一本で通勤可能。教育施設・商業施設・公共施設が集まり、子育て支援も充実。県央エリアの中心都市として発展を続けています。
14位:相模大野(相模原市)|買い物・通勤・暮らしのバランス良好
相模大野駅(小田急小田原線・江ノ島線)は、都心への通勤圏でありながら、落ち着いた雰囲気の住宅地が広がるエリア。大型商業施設「ボーノ相模大野」などもあり、買い物にも便利。公園も多く、ファミリーから単身者まで幅広い層に人気があります。
15位:綾瀬市|静かに暮らせる穴場の住宅エリア
綾瀬市は鉄道駅を持たない市ですが、隣接する海老名市・大和市などへのアクセスが容易で、バス便や車移動が中心。落ち着いた住宅街が多く、都市部の喧騒を離れて暮らしたい人に向いています。地価や家賃も比較的安く、ファミリー世帯の定住にも適した環境です。
▶︎駅がない理由はこちらで詳しくはこちらで解説しています。
16位:金沢八景(横浜市)|海と自然に囲まれた学園都市
金沢八景駅(京急本線・横浜シーサイドライン)は、海辺の景観が美しく、八景島や野島公園など自然を身近に感じられる環境。周辺には大学や高校も多く、学生やファミリーに親しまれているエリアです。横浜中心部へのアクセスもスムーズで、住環境の整った郊外都市として注目されています。
横浜市の海辺エリアとして、のびやかで落ち着いた暮らしを実現できる金沢八景。通勤や子育てとのバランスも気になる方は、👉 横浜市・金沢八景エリアの住み心地をチェック をご覧ください。
17位:秦野市|丹沢の山々に囲まれた“水と緑のまち”
秦野駅(小田急小田原線)は、自然豊かな立地と広がる住宅地が共存する落ち着いた街。湧水が豊富で“名水百選”にも選ばれたエリアとして知られ、ハイキングやアウトドア好きにも人気。新宿までも1本でアクセスでき、郊外志向の移住者からも支持を集めています。
18位:逗子市|海と山に囲まれた、憧れのスローライフ
逗子駅(JR横須賀線)・新逗子駅(京急逗子線)は、湘南らしい開放感あふれるロケーション。海辺の暮らしを求める人々から根強い人気があり、都心からの移住先としても注目。おしゃれなカフェや商店街、地域コミュニティも充実しており、ライフスタイルを重視する層に選ばれています。
コンパクトで海も近く、湘南らしい暮らしが叶う街。👉 逗子市への移住で注目されているポイントをまとめました。
19位:淵野辺(相模原市)|学生街としても人気の穏やかな住宅地
淵野辺駅(JR横浜線)は、周辺に大学が点在し、文教地区としての顔を持つ街。駅周辺には商業施設や公園もあり、治安も比較的良好。都心へも乗り換え1回で出られる利便性があり、単身者からファミリー層まで幅広く暮らしやすいと感じられるエリアです。
20位:南足柄市(みなみあしがらし)|自然と温泉が楽しめる“癒しの暮らし”
最寄駅は大雄山駅(伊豆箱根鉄道大雄山線)。箱根山麓に位置し、豊かな自然と静かな住環境が魅力のエリア。温泉や観光地にも近く、ゆとりある暮らしを求める人に選ばれています。都心から少し離れますが、その分、心身ともにリラックスできるライフスタイルが叶います。
住みやすい街・駅を一覧で比較!2025年のランキング早見表
2025年の神奈川県「住みやすい街ランキング」では、たまプラーザ駅(横浜市)が1位に輝き、東急田園都市線の利便性と、子育て環境・美しい街並みが評価された結果です。2位の武蔵小杉駅は、再開発で洗練された都市機能を持ちつつも、多彩な路線アクセスが強み。3位には湘南ライフの玄関口・辻堂駅が入り、海辺の魅力と大型商業施設の利便性が両立する点が人気を集めました。
歴史ある街並みと自然に恵まれた鎌倉駅(4位)や、長年安定した支持を受けている港北ニュータウン(5位)など、「自然と都市機能のバランス」を兼ね備えたエリアが多く上位を占めています。中位には、平塚・茅ヶ崎・小田原などの海沿い都市や、小田急線・相鉄線沿線の交通要所が並び、郊外でも通勤・子育てしやすい街が高評価です。
13位にランクインした厚木市は、近年の子育て支援や都市整備によって順位を上げ、再び注目を集めており18位の逗子市や20位の南足柄市は、「スローライフ志向」「自然環境の良さ」を求める層に選ばれています。
なお、神奈川県内で利用できる子育て支援や習い事の助成金制度については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎【2025年】神奈川県の子育て支援制度|全33市町村の助成金・補助金まとめ
▶︎
2025年は再開発や子育て政策、交通アクセスの良さに加えて、自然との共存やゆとりある生活環境が住みやすさの指標となっており「都市型」だけでなく「郊外型」や「海・山近接エリア」も存在感を高めています。どの街もそれぞれに個性があり、ライフスタイルや家族構成によって最適な選択肢が異なる時代になってきたと言えるでしょう。
1位:たまプラーザ駅|横浜市|東急田園都市線 |
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洗練された住宅街と子育て環境 |
2位:武蔵小杉駅|川崎市|JR南武線・横須賀線、東急東横線ほか |
再開発が進む人気エリアで利便性も抜群 |
3位:辻堂駅|藤沢市|JR東海道本線 |
湘南の海と大型商業施設が魅力の街 |
4位:鎌倉駅|鎌倉市|JR横須賀線・江ノ電 |
歴史と自然の調和した落ち着きのある街 |
5位:港北ニュータウン(センター北・南) 横浜市|市営地下鉄ブルー・グリーンライン |
整備された住宅地と子育て環境の好立地 |
6位:平塚駅|平塚市|JR東海道本線 |
海と商業施設が共存する住みやすい街 |
7位:茅ヶ崎駅|茅ヶ崎市|JR東海道本線・相模線 |
湘南ライフと利便性が両立する住宅地 |
8位:小田原駅|小田原市|JR・小田急・箱根登山鉄道ほか |
東海道新幹線停車駅・歴史と自然が魅力 |
9位:橋本駅|相模原市|JR横浜線・相模線、京王相模原線 |
再開発が進む交通の要所で将来性大 |
10位:大和駅|大和市|小田急江ノ島線・相鉄本線 |
交通と生活利便性のバランスが魅力 |
11位:海老名駅|海老名市|小田急・相鉄・JR相模線 |
商業施設と子育てのしやすさが両立 |
12位:汐入・追浜駅|横須賀市|京急本線 |
海辺の生活と下町風情が楽しめる街 |
13位:本厚木駅|厚木市|小田急小田原線 |
子育て支援と住宅の多様性が魅力 |
14位:相模大野駅|相模原市|小田急小田原線・江ノ島線 |
商業と住宅が共存するにぎやかな街 |
15位:綾瀬市|(最寄り駅:海老名・さがみ野) |
静かで広々とした住宅街が広がる地域 |
16位:金沢八景駅|横浜市|京急本線・シーサイドライン |
海辺と学生街が共存し活気ある環境 |
17位:秦野駅|秦野市|小田急小田原線 |
自然豊かで通勤圏内のベッドタウン |
18位:逗子駅|逗子市|JR横須賀線・京急逗子線 |
落ち着いた湘南の街で人気の住宅地 |
19位:淵野辺駅|相模原市|JR横浜線 |
学生とファミリーの街で文教エリア |
20位:大雄山駅|南足柄市|伊豆箱根鉄道大雄山線 |
自然とゆとりのある暮らしが叶う街 |
2023年の神奈川県 住みやすい街ランキング(参考)
2023年の神奈川県「住みやすい街ランキング」では、横浜市のたまプラーザが1位に選ばれました。教育・治安・買い物環境のバランスが良く、子育て層からの支持が根強いことが理由です。続く2位の武蔵小杉(川崎市)は、都心へのアクセスの良さと再開発による資産価値の安定が高評価につながりました。
3位の辻堂(藤沢市)は湘南エリアの人気住宅地として定着し、商業施設「テラスモール湘南」も生活利便性を高めています。鎌倉市(4位)や港北ニュータウン(5位)といった、自然と都市機能を兼ね備えた街も上位にランクインしています。
中位には平塚・茅ヶ崎・小田原など、湘南や県西部エリアの街が入り、海の近さと家賃の手ごろさが評価されています。また、橋本駅(相模原市)はリニア中央新幹線の予定地として再開発が進み注目度が上昇中。大和市・海老名市・綾瀬市など、交通アクセスや子育て支援に力を入れる郊外都市も安定した人気を見せています。
20位の厚木市(本厚木駅)は、自然環境や教育面では好印象ながらも、都心アクセス面でやや評価を落とした形です。2023年時点では「アクセスの良さ」「子育て支援」「自然環境」のバランスが街選びの大きな基準となっていました。2025年版との比較により、都市の再評価や新たな注目エリアの変化も見えてきます。
1位:横浜市・たまプラーザ | |
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教育・治安・商業のバランスが良く、子育て層に人気 | |
2位:川崎市・武蔵小杉 | |
都心アクセス抜群、再開発が進み資産価値も安定 | |
3位:藤沢市・辻堂 | |
海近く、テラスモールもありファミリー層に支持 | |
4位:鎌倉市 | |
観光・自然・文化の三拍子揃い。落ち着いた環境が魅力 | |
5位:横浜市・港北ニュータウン | |
大規模ニュータウンで交通・自然・子育て環境が整備 | |
6位:平塚市 | |
湘南エリアで家賃が比較的安く、通勤圏としても人気 | |
7位:茅ヶ崎市 | |
自然とのんびりした生活リズムを求める人に好まれる | |
8位:小田原市 | |
新幹線・箱根アクセス、都市と田舎のバランスが魅力 | |
9位:相模原市・橋本駅 | |
リニア予定地+再開発進行中。都心と自然の間で注目 | |
10位:大和市 | |
小田急+相鉄の2路線で都心アクセス良好、家賃も◎ | |
11位:海老名市 | |
ららぽーと・大型施設充実、新興住宅地として人気 | |
12位:横須賀市・汐入・追浜 | |
横浜まで直通+海沿いで落ち着いた暮らしが可能 | |
13位:相模原市・相模大野 | |
商業・交通・町田との近さが魅力の複合型都市 | |
14位:綾瀬市 | |
工業と住宅地のバランスが良く、静かな環境が魅力 | |
15位:横浜市・金沢八景 | |
シーサイドラインで海と都市の中間を楽しめる | |
16位:秦野市 | |
丹沢の自然に囲まれ、アウトドア志向に人気 | |
17位:逗子市 | |
鎌倉より落ち着いた海辺の住宅地。静かな生活志向に | |
18位:相模原市・淵野辺 | |
文教地区・公園も多く、ファミリー向けの街並み | |
19位:南足柄市 | |
自然豊かで移住層に注目される“トカイナカ”地域 | |
20位:厚木市(本厚木駅) | |
自然・教育は良好だが都心アクセスで他地域に劣る |
一方で、治安に不安のあるエリアも…
この記事では住みやすい街を紹介しましたが、逆に「治安が悪い」「住みにくい」と言われるエリアも存在します。気になる方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
▶︎神奈川治安悪いランキング2025|住みたくない街はどこ?安全な地域も紹介
ランキングには入らなかったけど注目したい穴場の街・駅
神奈川県にはランキング上位に名を連ねる街だけでなく、暮らしやすさや将来性を秘めた“穴場エリア”も数多く存在します。知名度ではやや控えめでも、実際に住んでみるとその魅力を実感できる街が点在しており、住み替え先として密かに注目を集めています。ここでは、そんな注目の街や駅をいくつかピックアップしてご紹介します。
二俣川(横浜市)|相鉄線沿線で治安・アクセスも安定
二俣川駅(相鉄本線・いずみ野線)は横浜市旭区の中心駅。急行で横浜駅まで約10分とアクセス良好で、駅ビルやショッピング施設も充実しています。神奈川県警の運転免許センターがあることで街全体に落ち着いた雰囲気があり、治安を重視するファミリー層にも人気。相鉄・東急直通線の開通で都心方面への利便性もさらに向上しています。
・駅ビル・商業施設が豊富で日常生活も快適
・神奈川県警運転免許センターがあり治安意識も高め
・家族層に人気の住宅エリア
東戸塚(横浜市)|横浜駅まで1本、住環境が整う
東戸塚駅(JR横須賀線)は、横浜駅から快速で約7分という抜群の立地に加え、駅直結の「オーロラシティ」や大型スーパー、医療機関などが揃う利便性の高い街。住宅地は丘陵地に広がり、静かで見晴らしの良い環境が特徴です。ファミリー層を中心に、子育て・通勤どちらにも適したバランスの良さが評価されています
・駅周辺に大型商業施設や病院が集中
・高台の住宅地は静かで眺望も良好
・シニアやファミリーにとってバランスの取れた街
相模原(相模原市)|政令指定都市のポテンシャルを秘めたエリア
相模原駅(JR横浜線)は、政令指定都市・相模原市の中心のひとつで、再開発による駅周辺の利便性向上が進んでいます。横浜線・相模線・京王線が市内で利用でき、都心・多摩方面へのアクセスも柔軟。大型商業施設や公共機関が集まり、行政サービスの充実も大きな魅力。今後の発展が期待されるエリアとして、じわじわと注目度を高めています。
•中央区エリアの再開発により都市機能が強化中
•自然と都市が共存する生活スタイルが可能
•子育て支援や公共施設も整っている
神奈川に住むなら知っておきたい!住みやすい街を選ぶポイント
神奈川県には、多彩な街の個性とライフスタイルが共存しています。都心へのアクセスが良いエリアもあれば、自然に囲まれた落ち着いた環境もあり、どこに住むかで暮らしの快適さは大きく変わります。ここでは、神奈川で住みやすい街を選ぶ際に注目すべきポイントを、わかりやすく整理してご紹介します。自分に合った街選びの参考にしてみてください。
何を重視する?治安・交通・買い物のバランスで選ぶ
「住みやすさ」と一口に言っても、重視するポイントは人それぞれです。神奈川県内には、都心に近くて買い物環境も整っている街、自然豊かで治安が落ち着いているエリアなど、さまざまな特徴をもった地域が存在します。例えば、武蔵小杉や横浜駅周辺は交通・商業ともに便利ですが、家賃相場はやや高め。一方で、相模原市のように、家賃を抑えつつも日常生活に必要な施設がそろったエリアもあります。
家賃や物価の相場も街選びの重要ポイント
住宅コストは長く住むうえで大きな負担となるため、街選びの際には家賃相場や物価の確認が欠かせません。たとえば、鎌倉や逗子、たまプラーザなどは人気が高く、家賃も比較的高水準です。反対に、秦野市や平塚市、厚木市は物価も落ち着いており、家族向けの広い住宅を探している方にもおすすめです。生活費全体を見て、無理のない地域を選ぶことが安心感につながります。
子育て・教育に適した環境が整った街とは?
子どもを育てる環境として重要なのが、保育園・幼稚園の数や待機児童の状況、小中学校の学力水準や通学の安全性です。港北ニュータウンやたまプラーザは教育施設や公園が充実しており、治安も良好で子育て層に人気の高いエリアです。
一方、厚木市や相模大野なども行政の支援策が手厚く、共働き世帯にも配慮された子育て環境が整備されています。家賃を抑えながら子育て支援を重視したい方には、郊外の住宅街も選択肢となるでしょう。
駅近・バス便・自転車移動…日常の移動手段を考える
毎日の通勤・通学だけでなく、買い物や病院へのアクセスなども含めて、交通手段の利便性は重要な選定基準です。たとえば、たまプラーザや辻堂のように駅近で都市機能が集約された街は、移動ストレスが少なく快適です。
また、バス路線が充実している大和市や綾瀬市は、自家用車を持たない方にも暮らしやすい環境です。駅から遠い物件は家賃が安い傾向にありますが、バスや自転車での移動が現実的かどうかも確認しておくと安心です。
災害リスクや街の将来性も事前にチェックを
長く暮らす場所として検討する際は、災害リスクやインフラの強さも重要です。たとえば海に近いエリアでは津波リスク、山間部では土砂災害リスクがある場合も。事前に自治体のハザードマップや地盤情報を確認しておくことが推奨されます。
また、再開発が進行中のエリア(武蔵小杉・橋本など)は、将来的な利便性向上や資産価値の上昇も期待されます。逆に人口減少が進む地域では、公共交通や商業施設の縮小が懸念されるため、将来性も加味した選択が大切です。
交通・商業・自然のバランスが良い街とは?
神奈川県内には、交通アクセスの良さ、商業施設の利便性、そして自然環境の豊かさという3つの要素がほどよく調和した街が点在しています。こうした街は、通勤や買い物がしやすい一方で、緑の多い環境に癒される暮らしも叶うのが魅力です。特に子育てや老後の生活を視野に入れた住み替えでは、この「バランスの良さ」が街選びの大きな決め手になります。
通勤・通学に便利なアクセス重視の街
朝の混雑を少しでも避けたい、乗り換えなしで通いたい――そうした希望を叶えるには、鉄道網の充実したエリアが有力です。たとえば東急田園都市線やJR横須賀線、京浜東北線沿線の駅周辺は、都心方面への直通や本数の多さが通勤・通学にとって大きな利点になります。さらに急行停車駅や始発駅は、毎日の移動ストレスを軽減できるポイントとして注目されています。
再開発や大型商業施設が進むエリア
近年の再開発により、駅直結のショッピングモールや複合型施設が整備されるエリアが増えています。代表的なのは武蔵小杉や海老名などで、高層マンションや行政機能も集まり、生活のすべてが徒歩圏で完結する利便性が魅力です。新しい街づくりが進む場所は、インフラの整備状況も良好で、今後の資産価値や住み心地にも期待が高まります。
自然環境が豊かで落ち着ける住宅地
喧騒から離れ、穏やかな暮らしを求めるなら、海や山に囲まれたエリアも選択肢になります。逗子や茅ヶ崎、南足柄などは、都市の利便性からは少し離れるものの、自然と寄り添ったライフスタイルが実現できる地域です。子どもをのびのび育てたい家庭や、ゆったりとした時間を大切にする世代にとって、こうした環境の豊かさは暮らしの質を大きく高めてくれます。
まとめ|神奈川県で「今」選ぶべき住みやすい街とは?
神奈川県には、暮らしやすさの条件が整った魅力的な街が多く存在します。都市機能とアクセスの良さを重視するなら、横浜市や川崎市の再開発エリアが有力な選択肢となるでしょう。一方で、自然に囲まれた落ち着いた暮らしを求める方には、湘南や県西部のエリアが根強い人気を誇ります。
2025年以降も、移住支援や都市整備の動きが続く中で、街の価値や住環境はさらに変化していくことが予想されます。今後も“自分にとっての心地よい暮らし方”を軸に、街選びの視点をアップデートしていくことが大切です。