神奈川の海を歩く絶景散歩コース7選!湘南や三浦の海沿い日帰りルート紹介

神奈川県には、湘南や三浦をはじめとする魅力的な海沿いエリアが広がっています。潮風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる“海辺の散歩”は、都会の喧騒を忘れさせてくれる特別なリフレッシュ体験です。

江ノ島や鎌倉の定番ルートはもちろん、ローカル感あふれる三浦や小田原の海岸線も人気を集めています。この記事では、アクセスの良さと日帰りでも満足度の高い神奈川の海沿い散歩コース7選を厳選して紹介します。

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神奈川の海を歩く絶景散歩コース・7選|湘南・三浦・江ノ島などの日帰りルート紹介!

神奈川県には、都会の喧騒を離れて“海を眺めながらのんびり歩ける”絶景スポットが数多く点在しており、湘南の王道ルートから、三浦半島の穴場まで、電車で気軽にアクセスできるのも魅力のひとつです。

潮風を感じながら、景色や街並み、グルメも楽しめる散歩コースは、心身ともにリフレッシュできる非日常体験です。また、海沿いを歩いたあとは、地元ならではの味覚も楽しみたいところ。

【関連リンク:2025年版】神奈川県のご当地グルメと名物お土産!地元民が推す名物料理】では、散歩の合間に立ち寄りたい名物グルメを紹介していますので、あわせてご覧ください。今回は、日帰りで楽しめる神奈川の海沿い散歩コースを厳選して紹介します。

まずは比較!海沿い散歩7コースの特徴を一覧でチェック

神奈川の海沿いを歩ける散歩コースを、距離や見どころで比較しました。自分の目的に合ったルートを見つけて、次の休日の参考にしてみてください。神奈川の海沿い散歩を楽しんだあとは、周辺の観光スポットも要チェックです。

湘南・三浦・横須賀など、歩いて行ける名所から足をのばして訪れたいエリアまで、見どころが豊富に揃っています。おすすめ観光ランキング30選をまとめた記事もあわせてご覧ください。

👉 【2025年版】神奈川県の観光ランキング30選+地元民が選ぶ穴場スポット

散歩コース 距離 時間 風景 観光・休憩
江ノ島〜稲村ヶ崎 約3.5km 約60分 片瀬江ノ島駅 絶景多数 江の島、展望灯台、海カフェ
鎌倉・由比ヶ浜〜材木座海岸 約2.5km 約50分 鎌倉駅 落ち着いた海景 長谷寺、材木座カフェ
逗子マリーナ〜葉山海岸 約4km 約90分 逗子駅 穏やかな海 葉山マリーナ、海辺のレストラン
湘南海岸公園〜サザンビーチ 約3km 約60分 茅ヶ崎駅 開放的な海岸 サザンビーチ、海浜公園
小田原・御幸の浜〜早川漁港 約2km 約40分 小田原駅 防波堤越し 魚市場、ローカル食堂
横須賀・うみかぜ公園〜ヴェルニー公園 約3km 約60分 汐入駅 軍港・工業港 公園、軍港巡り、カフェ
三浦海岸〜三崎港 約5km 約90分 三浦海岸駅 風光明媚 三浦漁港、まぐろ丼

1. 江ノ島〜稲村ヶ崎|王道の絶景と観光が融合した定番ルート

江ノ島観光からスタートし、湘南らしい浜辺やカフェが続く海岸線を歩くこのルートは、観光・グルメ・絶景がすべて楽しめる“湘南を代表する王道の散歩コース”です。江ノ電沿いに広がる風景は、観光地らしいにぎわいと、海に包まれるような開放感が見事に調和しています。

特に稲村ヶ崎から望む夕暮れの富士山は、絶景のひと言。多くの写真家や観光客が訪れる名所でもあり、潮風とともに時間を忘れてしまうようなひとときを味わえます。

途中には、湘南名物のしらす丼が食べられる人気店や、オーシャンビューのカフェも点在しており、歩くごとに湘南の風情が楽しめます。

【ルート】江ノ島弁天橋 → 片瀬海岸 → 七里ヶ浜 → 稲村ヶ崎
【時間・距離】約70分(約4.5km)
【最寄り駅】小田急「片瀬江ノ島駅」/江ノ電「稲村ヶ崎駅」

海岸線を歩きながら、視界いっぱいに広がる相模湾を一望。特に七里ヶ浜〜稲村ヶ崎間では海を真正面に感じながらの絶景散歩が楽しめます。

2. 鎌倉・由比ヶ浜〜材木座海岸|歴史情緒と海風を感じる街歩き

鶴岡八幡宮や小町通りを抜けた先に広がる由比ヶ浜は、鎌倉らしい情緒と開放的な海の風景が共存するエリアです。海岸線に沿って東へ歩くと、材木座海岸にたどり着きます。

古くから漁師町として栄えたこの一帯は、穏やかな波と落ち着いた雰囲気が魅力で、週末でも混雑しすぎずゆったりと歩けます。歴史ある寺院や海辺の古民家カフェなど、文化と自然が交差するルートです。

【ルート】由比ヶ浜海岸 → 材木座海岸 → 和賀江嶋付近
【時間・距離】約50分(約2.5km)
【最寄り駅】JR「鎌倉駅」

古都・鎌倉の風情とともに海沿いを歩けるルートです。穏やかな波音と潮風が心地よく、材木座海岸から和賀江嶋付近にかけては、遠くに広がる相模湾と空の境界がゆったりとした時間を演出します。歴史ある町並みと海の眺めを同時に味わえる、鎌倉ならではの散歩道です。

3. 逗子マリーナ〜葉山海岸|静かなリゾート気分に浸れる海辺

逗子駅から少し足を延ばすと、南国ムード漂う逗子マリーナに到着します。ここから葉山方面へ歩けば、喧騒から離れた静けさと青い海が迎えてくれます。

森戸海岸や一色海岸など、葉山らしい落ち着きと自然美に包まれた景色は、まさに大人のリゾート。ヨットハーバーや海辺のレストランに立ち寄りながら、リフレッシュできる上質な散歩時間が過ごせます。

【ルート】逗子マリーナ → 逗子海岸 → 葉山マリーナ → 森戸海岸
【所要時間・距離】約90分(約4km)
【最寄り駅】JR「逗子駅」/京急「逗子・葉山駅」

穏やかな海とリゾート風景が続くルートで、葉山マリーナ付近から森戸海岸にかけては、広く開けた海と空が織りなす絶景が広がります。

視界の先には伊豆半島や富士山を望むこともでき、夕方には茜色に染まる水平線が訪れる人の心を癒してくれます。

4. 湘南海岸公園(茅ヶ崎)〜サザンビーチ|平坦で歩きやすく開放感抜群

茅ヶ崎駅から南へ徒歩圏内にある湘南海岸公園を起点に、サザンビーチ方面へ向かうルートは、海沿いに整備された遊歩道が続き、非常に歩きやすいのが特徴です。

遮るもののない視界の先には烏帽子岩が浮かび、晴れた日には富士山も望めることがあります。サーファーや地元住民が行き交う自然体の風景も、湘南らしい魅力のひとつです。

【ルート】湘南海岸公園 → サザンビーチ → 茅ヶ崎漁港
【時間・距離】約60分(約3km)
【最寄り駅】JR「茅ヶ崎駅」

ゆるやかな遊歩道が続き、サザンビーチ付近では太平洋を一望。潮風を感じながら、海と空に包まれるような開放感が広がります。海辺のベンチや芝生の休憩スポットも充実しており、のんびり過ごすのに最適なコースです。

5. 小田原・御幸の浜〜早川漁港|海鮮グルメと港町の風情を満喫

小田原駅から徒歩圏内にある御幸の浜は、観光客にはあまり知られていない落ち着いた海岸です。そこから東へ進むと、漁港ならではの活気にあふれた早川漁港にたどり着きます。

道中には干物店や定食屋が並び、地元の味を楽しみながら歩けるのが大きな魅力です。観光地のにぎやかさとは異なる、素朴で親しみやすい雰囲気が味わえます。

【ルート】御幸の浜 → 早川口 → 早川漁港
【時間・距離】約40分(約2km)
【最寄り駅】JR「小田原駅」/JR「早川駅」

海岸沿いの遊歩道から早川漁港の岸壁エリアにかけては、漁船と海が織りなす独特の風景が広がります。海鮮丼や干物グルメも充実しており、散歩の途中で立ち寄れるスポットが点在。歩くだけで港町の息づかいを感じられるルートです。

6. 横須賀・うみかぜ公園〜ヴェルニー公園|軍港と花が彩る海辺の散歩道

横須賀市の海沿いに位置するこのルートは、海上自衛隊やアメリカ海軍の艦船を間近で見ることができる軍港ならではの景観が魅力です。

うみかぜ公園からヴェルニー公園へと続くコースは、平坦で歩きやすく、ベンチや花壇も整備されており、家族連れやカップルにも人気です。桜やバラが季節を彩り、都市と自然が融合した景色が広がります。

【ルート】うみかぜ公園 → 三笠公園前 → ヴェルニー公園
【時間・距離】約60分(約3km)
【最寄り駅】京急「汐入駅」/JR「横須賀駅」

特にヴェルニー公園の展望エリアからは、軍艦と東京湾を背景にした圧巻の風景が楽しめます。夜にはライトアップされた艦船と海辺の夜景がロマンチックな雰囲気を演出します。

7. 三浦海岸〜三崎港|マグロと海景が楽しめる小旅行気分のコース

京急・三浦海岸駅からスタートするこのコースは、三浦半島の自然と海の魅力をたっぷりと堪能できるルートです。広々とした三浦海岸から海沿いを進み、漁港の街・三崎港を目指します。

途中には畑や漁村風景が広がり、都心から離れた旅情を味わえます。三崎港では新鮮なマグロ料理や海鮮グルメが楽しめるため、散歩だけでなく食の楽しみも満載です。

【ルート】三浦海岸 → 金田湾 → 三崎港
【時間・距離】約90分(約5km)
【最寄り駅】京急「三浦海岸駅」/京急バス「三崎港」

特にヴェルニー公園の展望エリアからは、軍艦と東京湾を背景にした圧巻の風景が楽しめます。夜にはライトアップされた艦船と海辺の夜景がロマンチックな雰囲気を演出します。

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日帰りで楽しめる!神奈川の海沿い散歩が人気の理由とは?

潮風に吹かれながら、心地よい波音を感じて歩く――そんな贅沢なひとときを、手軽に楽しめるのが神奈川の海沿い散歩です。都心からのアクセスも良く、日帰りでリフレッシュできる点が大きな魅力。

湘南や三浦をはじめとする海岸エリアには、観光・グルメ・自然が調和した絶景ルートが数多く点在しています。喧騒を離れ、非日常を味わえる癒しの時間がここにはあります。

潮風と絶景を楽しむ非日常のリフレッシュ体験

神奈川の海沿いを歩いていると、日常の喧騒がすっと遠のいていきます。潮の香り、波の音、光の反射――五感をやさしく刺激する自然の風景が、心と体をゆっくりほぐしてくれます。

特に晴れた日には、遠くに富士山を望む絶景や、水平線に沈む夕陽が旅情を誘い、まるで旅先にいるかのような解放感を味わえます。

散歩しながら深呼吸するだけで、自然と心が整っていく感覚。都市生活ではなかなか得られない、“海を感じながら歩く”という体験が、忙しい現代人にとって特別なリセットの時間となっています。毎日のストレスをそっと癒してくれるこのひとときが、多くの人に支持されている理由です。

アクセスの良さと日帰り可能な手軽さも魅力

湘南や三浦、横須賀など、神奈川の海沿いエリアは都心から電車で1〜2時間ほどとアクセスが良く、思い立った日にすぐ出かけられるのが特徴です。都内の主要駅から直通の路線も多く、乗り換えの少なさも人気の理由のひとつです。

日帰りで気軽に海を楽しめるため、旅行の計画に縛られることなく、ふらっと訪れることができ、午前中に出発して、昼は海辺のレストランでランチ、午後は散歩やカフェタイムを楽しみ、夕方には夕陽を眺めて帰路に――そんな贅沢な過ごし方ができるのも魅力です。

自然を感じながらも都会的な便利さを失わない神奈川の海辺は、忙しい日々の合間にも無理なく訪れることができる“癒しの寄り道スポット”として、多くのリピーターに支持されています。

グルメ・観光・自然が一度に楽しめる海辺の魅力

神奈川の海沿いでは、絶景だけでなく海鮮グルメや観光名所にもすぐアクセスできるのが魅力です。江ノ島や鎌倉のしらす丼、三崎のマグロ料理、小田原の海鮮市場など、歩く楽しみと食べる楽しみを同時に満喫できます。

さらに歴史や文化を感じるスポットも多く、由緒ある寺院や港町の風情が散策の楽しみを広げてくれます。また、自然とのふれあいも身近です。波音を聞きながらのんびり歩いたり、浜辺で一息ついたり、タイミングが合えば夕焼けや富士山を望む絶景にも出会えます。

観光・グルメ・自然がぎゅっと詰まった神奈川の海辺は、何度訪れても飽きない、魅力あふれる散歩スポットといえます。

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日帰りで絶景の海を楽しむための散歩のコツと準備

せっかく海沿いを歩くなら、美しい景色を最大限に楽しみたいものです。神奈川の海辺は季節や時間帯によって表情を変えるため、ちょっとした準備や工夫で散歩の満足度が大きく変わります。ここでは、心地よく歩きながら絶景を堪能するためのポイントをご紹介します。

歩きやすい靴と天気チェックは必須

海沿いの散歩は風景が美しい反面、舗装のない砂地や緩やかな坂道が続く場所もあります。快適に歩くためにはスニーカーなどの歩きやすい靴を選ぶことが重要です。

また、天候の変化が海辺では特に早いため、出発前には天気予報を確認しておくと安心です。強風や雨の日は潮風が強まることもあるので、服装にも気を配ると快適に過ごせます。

カフェ・公園などの休憩スポットも事前に確認

1〜2時間の散歩コースでも、途中で一息つけるスポットがあると体力的にも気持ち的にも余裕が生まれます。海沿いには地元のカフェや展望ベンチが点在しており、眺めを楽しみながらの休憩にもぴったりです。

特に人気のある休日は混雑することもあるため、事前に立ち寄りたい店や休憩ポイントをチェックしておくと、より充実した散歩になります。

朝・夕の時間帯で風景が変わる楽しみ方も

同じ道でも、時間帯によって海と空の表情は驚くほど変化します。朝の散歩では、澄み切った空気と静かな海辺に包まれ、心が整うような清々しい時間が流れます。朝日が海面を照らす様子は、まさに一日の始まりにふさわしい光景です。

夕方は沈みゆく夕日が海面をオレンジ色に染め、街や人々のシルエットが美しく浮かび上がります。特に湘南や三浦の海岸線では、遠くに富士山を望みながらのサンセットウォークも可能です。

日帰りの短い滞在でも、朝か夕方を選んで歩くだけで、旅の満足度はぐっと高まります。その時間帯ならではの空気感と景色に、心も自然と解きほぐされるはずです。

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神奈川地元民の声とリアルな体験談

実際に海沿いを歩いた人たちからは、「観光以上の価値がある」「毎週でも歩きたい」といったリアルな声が数多く寄せられています。とくに地元民にとって、海辺の散歩は“日常の中の贅沢”として親しまれています。

「江の島の海風が、週末のストレスをリセットしてくれる」
(30代・藤沢市在住)

週末にふらっと江ノ電で片瀬江ノ島へ。観光客でにぎわうスポットではあるものの、海沿いを外れて少し歩くだけで、静かで広々とした景色が広がります。特に波音と潮風に包まれながら歩く道のりは、仕事や人間関係のストレスを自然と流してくれます。

都心からのアクセスもよく、日常を離れてリフレッシュしたいときに江の島の海辺は最適です。歩くことで自然と呼吸が深くなり、心のざわつきがすっと収まるという声が多く寄せられています。

「逗子の静けさに、思わず深呼吸しました」
(40代・横浜市在住)

逗子マリーナから葉山に向かって歩いたという体験談では、視界を遮るものが少ない開放的な風景が印象的だったとのこと。車通りが少なく、波の音と鳥のさえずりだけが聞こえる道中に、心からの深呼吸をした瞬間が忘れられないと語っていました。

観光客が多い場所を避けて静かに過ごしたい人には、逗子〜葉山エリアが人気です。木々に囲まれた海辺の小道や、穏やかな波音が心を落ち着かせてくれます。

「朝の材木座海岸で見た朝日が忘れられない」
(20代・鎌倉市在住)

早朝の海は人が少なく、静寂の中で朝日が昇る様子をじっくり堪能できます。海辺のベンチに座りながら見る光景は、何度でも見たくなる感動の一瞬です。

「サザンビーチで子どもと手をつないで歩いた時間が宝物です」
(30代・茅ヶ崎市在住)

 

海沿いの歩道は平坦で歩きやすく、子どもや高齢者とも一緒に楽しめるのが魅力です。散歩しながら湘南らしい風景や、サザンビーチのシンボルを見られるルートは家族連れに好評です。

「三浦海岸から三崎港への道は、途中のマグロ丼が楽しみ」
(50代・川崎市在住)

長めのルートですが、途中で名物グルメを味わえるのがこのコースの醍醐味です。海風を浴びながら歩いたあとの食事は格別で、地元の味と景色を一度に満喫できます。

こうしたリアルな声からもわかるように、神奈川の海沿い散歩は単なる“観光”ではなく、心のリズムを整える“生活の中の癒やし”として支持されています。)

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まとめ|神奈川の海は“歩く”だけで特別な旅になる

海を眺めながらゆっくりと歩く時間は、観光スポットを巡る旅とはまた違った魅力があります。潮風や波の音を感じながら、自分のペースで進む散歩道は、心と身体を整えてくれる特別な時間。神奈川の海辺には、そんな“足元から楽しめる癒しの風景”が点在しています。

都会の喧騒を忘れたいとき、ちょっとだけ遠出をしたいとき――海沿いを歩くというシンプルな行動が、思いのほか豊かな時間を運んでくれます。日帰りでも十分満喫できるコースばかりなので、気軽に“歩く旅”をはじめてみてください。