高麗山ハイキングコースで楽しむ！神奈川・大磯の湘南平と海を望む展望ルート

神奈川県の大磯町にある高麗山（こまやま）は、海と山を同時に楽しめる絶景ハイキングコースとして人気のスポットです。湘南平や浅間山へと続く稜線は、初心者や子連れでも歩きやすく、天気がよければ富士山や相模湾を一望できます。

この記事では、神奈川・湘南エリアで気軽に楽しめる日帰りハイキングとして、ルート情報やアクセス方法、立ち寄りスポットまで詳しく紹介します。

高麗山ハイキングコースで湘南平を満喫！神奈川・湘南の絶景スポット紹介

高麗山ハイキングコースは、神奈川県大磯町から湘南平を目指す稜線ルートで、海と緑のコントラストが美しいことで知られています。

標高は低めながら、森林浴や展望を満喫できるうえ、道も整備されているため初心者にもぴったりです。神奈川の自然と湘南の景色を同時に体感できるこのコースは、観光とアウトドアを両立したい方におすすめの散策ルートです。

あわせて読みたい：神奈川の展望スポットとしては、葉山にある仙元山展望台の絶景ハイキングもおすすめです。

神奈川県の海と山を満喫できる絶景ルート

高麗山ハイキングコースは、神奈川県西部の大磯町から平塚市にかけて続く自然豊かなルートです。海を背景に山道を歩く珍しい構成で、湘南エリアらしい開放感を感じられるのが特徴です。海と山の両方を一度に楽しめることから、散策目的のハイカーや観光客にも人気があります。

高麗山とは？湘南平へ続く稜線の見どころ

高麗山（こまやま）は標高168mと小ぶりながら、稜線づたいに湘南平まで続く道は展望がよく、爽快なハイキングを楽しめます。道中には高麗山公園の展望台や、四季折々の植物が楽しめるポイントもあり、地元でも「気軽に歩ける絶景ルート」として親しまれています。

主な見どころ	内容
高麗山公園展望台	相模湾と富士山のパノラマが広がる人気スポット
湘南平	テレビ塔と恋人の丘が有名。夕日も美しい
鷹取山方面の稜線	森林浴と開放的な景観が続く心地よいルート

ハイキング初心者にも優しいアクセスの良さ

スタート地点となる大磯駅や西側の平塚駅は、JR東海道線で都心からのアクセスも良好です。登山口までも徒歩圏内のため、車がなくても気軽に訪れることができ、登山経験の少ない方にも安心です。道標も整備されており、迷いにくい点も初心者に嬉しいポイントです。

子連れ・シニアでも安心なコースの特徴

高麗山コースは急な登りが少なく、歩道も整備されているため、ファミリーや年配の方でも無理なく歩ける構成です。途中には休憩にぴったりのベンチや見晴らしの良いポイントもあり、ゆったりと自然を楽しむ散策に最適です。休日の軽い運動や散歩にもおすすめです。

利用者	安心できるポイント
子連れ	ベビーカー不可だが、ゆるやかな登りが中心
シニア	階段・急坂が少なく、休憩所も多め
初心者	舗装された道も多く、迷いにくいルート設計

季節ごとに変化する自然の魅力と展望

春は桜や新緑、夏は木陰の涼しさ、秋には紅葉、冬は澄んだ空気と遠くまで続く展望と、季節ごとに異なる景色が楽しめます。特に空気が澄んだ冬から春にかけては、湘南の海の向こうに富士山を望める日も多く、地元民も通う人気の絶景スポットとなっています。

湘南・大磯駅からのアクセスと登山口情報

高麗山ハイキングのスタート地点として多くの人が利用するのがJR大磯駅です。駅から徒歩で登山口までアクセスできるため、都心から日帰りで訪れる人にも便利です。登山口はいくつかあり、それぞれルートの雰囲気や難易度に違いがあるため、目的や体力に応じた選択ができます。

JR大磯駅からの徒歩ルートと目印

JR大磯駅から登山口までは徒歩15〜20分ほど。駅の北口を出て、国道1号線を越えて進むと、住宅街の先に高来神社が見えてきます。神社の鳥居が登山の目印として分かりやすく、初めて訪れる人でも迷いにくい構造です。途中に案内板もあるため、地図アプリがなくても安心して歩けます。

登山口は2つ｜高来神社口と公園口の違い

高麗山への代表的な登山口は「高来神社口」と「高麗山公園口」の2つです。高来神社口は石段のある少し本格的な登山ルートで、自然の中をじっくり歩きたい方に人気です。

一方、公園口は緩やかな坂道からスタートするため、初心者や子ども連れにも向いています。それぞれの入口からでも湘南平方面へつながっています。

登山口	特徴	おすすめ対象
高来神社口	石段が続き、自然林を抜けるルート	健脚な方、山歩きに慣れた人
高麗山公園口	舗装路が多く、傾斜もゆるやか	子連れ、初心者、軽めの散歩希望者

車・バスでのアクセスと周辺駐車場

電車以外にも、車や路線バスを利用したアクセスも可能です。車で訪れる場合は「高麗山公園駐車場」や「湘南平駐車場」が便利です。

ただし週末や行楽シーズンは混雑するため、早めの到着がおすすめです。バス利用の場合は、大磯駅から平塚方面へのバスに乗車し、最寄りの「高麗」バス停で下車すると登山口へアクセスしやすいです。

湘南平までのコースガイドと所要時間の目安

高麗山から湘南平まで続く稜線ルートは、穏やかなアップダウンを繰り返しながら浅間山を経由する縦走コースです。

森林浴や展望を楽しめるポイントも多く、1〜2時間程度で歩けることから、初心者やファミリーにも人気があります。ここでは、主なコース概要と各ポイントの時間配分を紹介します。

高麗山から浅間山・湘南平への縦走ルート

高麗山を出発すると、まずは中間地点の浅間山を目指す形になります。ルートは整備されており、木道や階段が続く箇所もあるため、安心して歩ける構造です。

浅間山の小さな広場を通過すると、湘南平へと続く最後の上り坂が始まります。高麗山から湘南平まではおよそ1.5kmで、所要時間の目安は約40〜50分程度です。

休憩・景色ポイントの紹介と時間配分

途中にある浅間山の広場や、湘南平直前の展望ポイントでは、相模湾や江の島方面のパノラマが楽しめます。季節によっては富士山が顔を出すこともあり、思わず足を止めたくなる場所です。

写真撮影や水分補給のタイミングとして活用すると、無理なくペースを保てます。高麗山〜湘南平全体の所要時間は、景色を楽しみながらでも約1時間ほどです。

地点	見どころ	時間
高麗山山頂	杉林の静かな雰囲気、標高168m	スタート地点
浅間山広場	ベンチと展望スペース、途中の休憩所	約20分
湘南平	相模湾と富士山を望む絶景、テレビ塔あり	+約30分

初心者・子ども連れ向けに短縮できるコースも

体力に自信がない方や小さな子ども連れのファミリーには、湘南平公園口から直接展望台を目指すルートもおすすめです。このルートは舗装路が整備されており、距離も短めなので、ベビーカーでのアクセスや高齢者にも安心です。体調や時間に応じて、縦走ルートと組み合わせることで、無理のないハイキングを楽しめます。

高麗山ハイキングの服装・持ち物ガイド

高麗山は標高168mと比較的低山ながら、四季折々の自然が楽しめる稜線ハイキングコースです。道中は整備されていますが、季節や天候によって服装や装備を調整することが安全で快適な登山につながります。ここでは、春夏秋冬それぞれの服装のポイントや、持参しておきたい便利グッズを紹介します。

春・夏・秋・冬それぞれの服装の目安

春や秋は気温の変化に対応できる重ね着スタイルが基本です。朝夕は冷えるため、薄手のジャケットやウインドブレーカーがあると安心です。夏場は蒸し暑くなるため、通気性の良い長袖と帽子で日差しと虫除けに備えましょう。冬でも雪は積もりませんが、冷たい風を遮る防寒着と手袋があると快適です。

あると便利なアイテムとチェックリスト

舗装されていない区間も多いため、滑りにくい運動靴が基本です。特に前日が雨だった場合は、ぬかるみ対策に靴選びが重要になります。また、山頂付近や湘南平ではベンチや景色を楽しむ時間もあるため、レジャーシートやカメラもおすすめです。

持ち物	理由・使いどころ
動きやすい服と運動靴	階段や坂が多く、スニーカー必須
飲み物	自販機が少ないため必携
タオル・汗ふきシート	夏場の汗対策や手洗い用に
レジャーシート	湘南平などでの休憩や昼食に便利
帽子・虫除けスプレー	夏場の日差し・虫対策
モバイルバッテリー	地図アプリやカメラの電池切れ防止

飲み物・トイレ・休憩スポットの注意点

大磯駅周辺には自販機やコンビニがありますが、登山口以降は購入場所が限られます。出発前に水分をしっかり準備しておくのが基本です。

また、途中のトイレは高来神社口や湘南平に限られるため、タイミングを見て利用するのが安心です。ベンチや展望スポットも点在しているため、無理のないペースでの行動がおすすめです。

よくある質問（Q&A）高麗山ハイキングに関する疑問を解決

Q1. 高麗山ハイキングは子どもや初心者でも登れますか？

はい、整備された登山道でアップダウンも比較的ゆるやかなので、子ども連れや登山初心者でも安心して楽しめます。ただし滑りやすい箇所もあるため、履き慣れた靴と飲み物の準備をおすすめします。

Q2. 高麗山と湘南平、どちらがメインの展望スポットですか？

どちらも絶景が楽しめますが、湘南平の展望台はより開けた眺望があり、相模湾や富士山を広く見渡せるため、観光のハイライトとして人気があります。高麗山からの眺めも自然の静けさが魅力です。

Q3. トイレや自動販売機は途中にありますか？

トイレは高来神社付近と湘南平の展望台に設置されていますが、途中の山道にはありません。水分補給のための自動販売機も限られているため、事前に駅周辺などで購入しておくと安心です。

Q4. 冬や真夏でも登山は可能ですか？

冬は空気が澄んで展望が良く、真夏は森林の木陰が心地よく感じられます。ただし、夏は熱中症対策が、冬は防寒対策がそれぞれ必要です。季節に応じた服装や持ち物をしっかり準備しましょう。

Q5. 下山後に立ち寄れる飲食店や温泉はありますか？

大磯駅周辺には地元食材を使ったカフェや和食店が点在し、ハイキング後のランチにも最適です。また、近隣には日帰り温泉やスーパー銭湯もあるため、疲れた身体をリフレッシュできます。

大磯・湘南平エリアの立ち寄りスポット

高麗山ハイキングの後は、周辺の観光地や休憩スポットに立ち寄ることで、より充実した一日になります。湘南の海と山に囲まれた大磯エリアには、展望や歴史、温泉といった多彩な魅力が揃っています。ここでは、徒歩圏内で気軽に立ち寄れるおすすめスポットをご紹介します。

湘南平展望台とテレビ塔の絶景ポイント

湘南平の展望台からは、相模湾や富士山を一望できる絶景が広がります。晴れた日には伊豆半島や房総半島まで見渡せることもあり、特に夕暮れ時は絶好の写真スポットです。テレビ塔周辺にはベンチや芝生広場があり、のんびりとした時間を過ごすにはぴったりの場所です。

大磯城山公園や高来神社の歴史スポット

湘南平から徒歩圏にある大磯城山公園は、旧吉田茂邸や歴史資料館などを併設した静かな公園です。戦後日本の政治に関わった人物の足跡をたどることができ、歴史好きには見逃せません。

また、高来神社は高麗山信仰の中心として古くから親しまれており、石段や鳥居の雰囲気も味わい深いものがあります。

スポット名	特徴・見どころ
大磯城山公園	吉田茂邸や記念館がある歴史公園
高来神社	高麗山の信仰拠点。石段や鳥居が趣深い
湘南平テレビ塔	夜景と電波塔のライトアップが人気

近くの温泉・スーパー銭湯で疲れを癒す

ハイキングの疲れを癒すなら、大磯駅周辺の温泉施設が便利です。「大磯温泉」は海沿いにあり、開放感あふれる露天風呂が人気。近隣のスーパー銭湯や日帰り入浴施設も利用しやすく、登山後のリフレッシュに最適です。特に週末は混雑するため、事前に営業状況を確認しておくと安心です。

海を望むカフェやランチスポットでひと休み

ハイキング後にひと息つきたいときは、湘南平や大磯駅周辺のカフェがおすすめです。海が見えるテラス席のあるカフェや、新鮮な地元野菜を使ったレストランも充実しており、観光客だけでなく地元の人にも人気です。

特に晴れた日は、湘南の潮風を感じながらゆっくりとしたランチタイムを楽しめます。

店舗名	特徴
湘南平カフェ	展望台そばのテラス席で海を一望
OISO CONNECT CAFE	港の見えるおしゃれなカフェレストラン
サンデージャム大磯	ロコモコなどボリューム満点のハワイアン料理

地元らしさを感じる大磯・湘南のお土産情報

ハイキングや観光の思い出に、お土産もチェックしておきたいところです。大磯では、地元の干物や湘南ゴールドを使ったスイーツが人気。

駅周辺や道の駅的な施設では、おしゃれなパッケージの海産物やオーガニック食品も見つかります。湘南エリアならではのセンスある品が揃っているため、ちょっとした手土産にも最適です。

お土産名	おすすめポイント
湘南ゴールドゼリー	爽やかな香りと酸味が魅力のご当地スイーツ
地元産の干物	定番のアジの干物は朝獲れの新鮮さが魅力
OISO CONNECT限定品	ジャム・ドレッシングなどおしゃれなパッケージも

高麗山ハイキングで神奈川の海と山を満喫しよう

高麗山から湘南平へと続く稜線は、海と山の両方を一度に味わえる希少なハイキングコースです。都心からのアクセスも良く、初心者や子ども連れでも気軽に楽しめるため、週末の自然散策にもぴったりの場所です。

季節ごとに移ろう自然の表情を感じながら、静かな森林歩きと開放的な展望台の両方を堪能できます。下山後の立ち寄りスポットやカフェも充実しており、ハイキング＋αの楽しみ方ができるのもこのルートならではの魅力です。

日帰りでもしっかりとリフレッシュできる高麗山ハイキング。湘南の風景に癒やされながら、自然とのふれあいをぜひ体感してみてください。