神奈川・箱根は、温泉・自然・観光施設がコンパクトに集まった、子連れ日帰り旅行にぴったりのエリアです。
東京や横浜からのアクセスも良く、電車・バス・車のいずれでも移動しやすいため、朝出発して夜には帰宅できるのが魅力。
家族で楽しめるスポットや、子ども向けの遊び場、雨の日でも安心な施設も豊富にそろっています。
本記事では、定番からユニークなプランまで、子連れ目線で楽しめる日帰りモデルコースを詳しくご紹介します。
神奈川・箱根は子連れ日帰り旅行に最適!
神奈川・箱根は、温泉や自然だけでなく、グルメや散策も家族で楽しめる人気観光地です。
観光エリアがコンパクトにまとまっており、コインロッカーや荷物を預けられるサービスや公共交通機関も充実。
日帰りでも無理なくプランを立てられるため、小さな子ども連れでも安心して訪れられます。また、体験型アクティビティや季節ごとのイベントも多く、何度訪れても新しい発見があるのが魅力です。
アクセス抜群で移動もスムーズ
神奈川・箱根は首都圏からのアクセスが良く、電車・バス・車いずれでも日帰りしやすいのが魅力です。
箱根登山鉄道やケーブルカー、ロープウェイ、海賊船などの観光交通は相互に接続しており、乗り換え動線がわかりやすいので子ども連れでも移動負担が少なめ。
主要駅前や観光拠点には案内表示や休憩ポイントも多く、短時間でも効率よく回れます。
・拠点が密集
・短時間で周遊
家族向け施設や遊び場が豊富
体験型のミュージアム、動植物の観察スポット、雨でも遊べる屋内温浴・プール施設など、年齢に合わせて選べる遊び場が揃っています。
ベビーカー対応の歩道や段差の少ない遊歩道、授乳室・おむつ替えスペースのある施設も多く、初めての家族旅でも安心です。
飲食店はキッズメニューやテイクアウト対応の店が増えており、食事の選択肢にも困りません。
・設備が親切
・食事も選びやすい
春夏秋冬で異なる魅力を体感
同じコースでも季節が変わると表情が一変。春は花や新緑、夏は高原の涼、秋は紅葉、冬は澄んだ空気と温泉が主役になります。
写真映えや混雑状況、必要な服装も季節で変わるため、時期に合わせてテーマを決めるのがコツです。
季節 | 見どころ | 家族向けワンポイント |
---|---|---|
春 | 桜・ツツジ・新緑 | 屋外散策+カフェ休憩 |
夏 | 高原の涼・あじさい | 屋内プールや日陰ルート |
秋 | 紅葉×温泉 | 早出で混雑回避が吉 |
冬 | 澄んだ景色・星空 | 短距離移動+温浴で保温 |
定番の箱根子連れ日帰りモデルコース!
王道スポットをムリなく巡れる子連れ向けの定番プランです。移動は短め、休憩は多め、食事は子ども優先で組み立てるのがコツ。
午前は箱根湯本で食べ歩き、昼は芦ノ湖クルーズと神社参拝、午後は強羅で公園&カフェ休憩へ。
・休憩を多めに
・早出で混雑回避
午前:箱根湯本商店街で食べ歩き&お土産探し
箱根湯本駅前から続く商店街は歩道が整備され、ベビーカーでも歩きやすいフラット路面。
温泉まんじゅうやプリン、揚げたての軽食など「ひと口サイズ」を中心に選べば、子どもとシェアしやすく無理がありません。混雑前の10時台に回ると行列が短く、写真も撮りやすいです。
- 駅ロッカーを使い、手ぶらで散策。
- 甘味→塩味の順で食べ歩くと飽きにくい。
- 昼食は軽めにして湖畔で再び小腹満たしも可。
昼:芦ノ湖遊覧船と箱根神社参拝
昼前後は芦ノ湖へ移動し、遊覧船(または海賊船)でクルーズを楽しんだら、湖畔の「平和の鳥居」や箱根神社へ。
船は屋外デッキと屋内席が選べ、天候や子どもの機嫌に合わせて座席を調整できます。参拝は階段が多いので、スニーカー必須&抱っこ紐があると安心。
・段差に注意
・抱っこ紐が便利
湖畔ベンチで軽食休憩→参拝→記念撮影の順にすると、待ち時間が分散されてスムーズです。
午後:強羅公園や駅近カフェで休憩
午後は強羅エリアへ。強羅公園で季節の花を眺めたり温室で小休止したあと、駅近のカフェでデザートタイム。
ベビーカー入店可の店なら荷物の出し入れもラク。帰路の時間から逆算して、15時台にはカフェに入ると混雑を回避しやすいです。
- 公園は日陰ルート+温室でメリハリ休憩。
- カフェは子どもが座りやすい席を事前確認。
- 帰りの切符やバス時刻は先にチェック。
タイムライン(目安)
時間 | 行程 | ポイント |
---|---|---|
09:30〜11:00 | 箱根湯本商店街で食べ歩き | 行列前の早出、シェア前提で少量ずつ |
11:30〜13:30 | 芦ノ湖クルーズ&箱根神社 | 屋内席確保、階段は抱っこ紐で安全に |
14:30〜16:00 | 強羅公園→駅近カフェ | 日陰&温室で休憩、帰路時刻を先読み |
持ち物ミニチェック
- 折りたたみ傘(山の天気は変わりやすい)
- 抱っこ紐/子ども用レインウェア
- ウェットティッシュ・小分けゴミ袋
箱根ユネッサン満喫!子どもが喜ぶ水着温泉プラン
天候に左右されにくい全天候型「ユネッサン」を中心に、子どもが主役の一日をデザイン。
朝は混雑前に箱根湯本で腹ごしらえ、日中は水着で遊べる温泉プール、帰りは駅前でサクッと食べ歩きの王道コースです。

・水着&タオル必携
・帰路は早めに
午前:箱根湯本で朝食&駅前散策
到着後は駅前で軽い朝食を。パンやおにぎりなど“片手で食べられる”メニューを選ぶと動線がスムーズ。
駅構内や商店街のベンチで小休止してからバスや車で小涌谷方面へ向かいます。必要なら駅のコインロッカーに不要な荷物を預け、動きやすさを最優先に。
- 朝9〜10時台は商店街が空いていて移動が楽。
- 水分は早めに確保(ペットボトルは多めに)。
- 乗り物酔いが心配な子は移動前にケアを。
日中:箱根小涌園ユネッサンでプール&温泉三昧
午前のうちに入館すると更衣室が比較的空いていて、ベンチやドライヤーの待ち時間も短め。
まずは浅めエリアやぬるめの温水プールで“ならし”→慣れてきたら屋外エリアや流れのあるプールへ。昼食はピーク(12:00〜13:00)を外し、11:00台または14:00台が快適です。
・昼食は早め/遅め
・こまめに休憩
- 水着・ラッシュガード・ゴーグル・サンダルがあると快適。
- 小さなお子さまは水遊び用おむつ+水着で指定エリアを利用。
- 定期的に屋内で体を温め、休憩と水分補給を徹底。
夕方:湯本のカフェや食べ歩きで〆
15時台には施設を出て湯本方面へ戻ると、帰りのラッシュを回避しやすいです。甘味や軽食で“ごほうびタイム”。
ベビーカー利用なら段差の少ないカフェ、キッズメニューや取り分けしやすい店舗を選ぶと機嫌よくフィニッシュできます。
- お土産は常温保存できる“個包装”が子連れ向き。
- 帰路の切符・駐車料金は早めに精算しておく。
- 夕方の渋滞を避けるなら17時前の移動開始が目安。
タイムライン(目安)
時間 | 行程 | ポイント |
---|---|---|
09:30〜10:30 | 箱根湯本で朝食&散策 | ロッカー活用で身軽に移動 |
11:00〜15:00 | ユネッサンで水着温泉 | 浅め→屋外へ段階的に、昼は早め/遅め |
15:30〜16:30 | 湯本でカフェ・食べ歩き | 帰路ラッシュ前に移動開始 |
持ち物ミニチェック
- 水着・ラッシュガード・サンダル・大判タオル
- 子ども用ゴーグル、耳栓、着替え一式(多め)
- ビニール袋(濡れ物用)・保温ブランケット
・全天候型で雨の日も快適
・キッズ向けエリアあり
自然と動物にふれあう体験型プラン!
生き物とのふれあいと箱根ならではの景観を一日で楽しむ、ファミリー向けの体験重視プラン。小さな子どもでも飽きにくく、移動距離も比較的コンパクトにまとまります。
・昼は眺望席を予約
・午後は歴史体験
午前:箱根園水族館やどうぶつランド
まずは芦ノ湖畔の「箱根園」エリアへ。屋内展示の多い水族館は天候に左右されにくく、アシカや淡水魚のショー・餌やり体験などで子どもが主役に。
隣接のどうぶつランドではモルモットやウサギとのふれあいも可能です。
- 開館直後は人が少なく写真が撮りやすい。
- ショーの時間は先に確認して逆算行動。
- ベビーカー可。段差ポイントは係員に相談。
昼:芦ノ湖畔レストランで絶景ランチ
湖畔のレストランへ移動し、窓側席で芦ノ湖の眺望ランチ。お子さまメニュー対応や取り分けしやすい料理を選ぶとスムーズ。混雑日は11:00台の早ランチまたは13:30以降が快適です。
・取り分け皿を依頼
・トイレ位置を先確認
ポイント | 目安/コツ |
---|---|
滞在時間 | 45〜60分(子連れは短め回転) |
座席選び | ベビーカー横付け可の通路側or窓側 |
食後動線 | 桟橋・遊覧船の乗り場を下見 |
午後:箱根関所や遊覧船で歴史と景観を満喫
午後は「箱根関所」で江戸の旅人気分を体験。復元資料や展望台からの芦ノ湖の眺めは大人も満足。
締めに遊覧船に乗れば、歩き疲れをリセットしつつ湖上からの絶景を楽しめます。帰路の渋滞を避けるなら16時前の出発が目安です。
- 関所は階段あり。抱っこ紐があると安心。
- 遊覧船はデッキは風が強いので上着必携。
- 帰りのバス/駐車精算は早めに手当て。
タイムライン(サンプル)
時間 | 行程 | メモ |
---|---|---|
10:00 | 箱根園水族館入館 | ショー時間をまず確認 |
11:30 | どうぶつランドでふれあい | 手指消毒と休憩を挟む |
12:15 | 芦ノ湖畔レストランで昼食 | 窓側席は早着で確保 |
13:45 | 箱根関所・資料館見学 | 所要45〜60分 |
15:00 | 芦ノ湖遊覧船乗船 | 乗船時間30〜40分 |
16:00 | 帰路へ | 渋滞前に移動開始 |
持ち物ミニチェック
- 季節に応じた上着(湖上は体感温度低め)
- 消毒ウェットティッシュ・小さめタオル
- 酔い止め・子ども用おやつ・飲料
雨の日でも安心!屋内施設中心のプラン
天候に左右されにくい屋内スポットをつなぐ、子連れにも優しい雨天プラン。展示鑑賞→館内ランチ→温泉リラックスの流れで、濡れずに一日快適に過ごせます。
・屋内で半日OK
・最後は温泉で温まる
午前:星の王子さまミュージアムやガラスの森美術館
午前は展示中心の美術館エリアへ。星の王子さまミュージアムでは物語世界の常設展示や映像でしっとり鑑賞、ガラスの森美術館では室内展示とガラス工芸の煌めきを楽しめます。
ベビーカーや館内スロープの有無は入館時にスタッフへ確認を。
- 開館直後は空いていて写真が撮りやすい。
- 小休憩は館内カフェ・ラウンジを活用。
- 雨具は折りたたみを入口クロークへ。
昼:館内レストランでランチ
移動負担を抑えるため、同施設または隣接施設のレストランを選択。
キッズメニューの有無や取り分け可のパスタ・リゾットなど、子連れフレンドリーなメニューを事前チェックしておくと安心です。混雑日は11:00台の早ランチが快適。
ポイント | コツ/目安 |
---|---|
待ち時間 | ピーク12:00〜13:00回避で時短 |
席選び | ベビーカー横付け可の通路側席 |
所要 | 45〜60分(子連れは短め回転) |
午後:日帰り温泉でリラックス
午後は日帰り温泉へ移動し、冷えた体をポカポカに。雨天でも館内休憩スペースや個室休憩(有料)を備える施設を選ぶと、子どものお昼寝や授乳にも対応しやすくなります。タオル・館内着レンタルの有無は事前チェックを。
・濡れ物用ビニール
・出発前に水分補給
モデルタイムライン(例)
時間帯 | 行程 | メモ |
---|---|---|
10:00 | 星の王子さまミュージアム入館 | 映像展示→常設展の順で回遊 |
11:30 | ガラスの森美術館 主要展示 | 屋内展示→ショップで小休憩 |
12:15 | 館内レストランで早ランチ | キッズメニューを事前確認 |
14:00 | 日帰り温泉へ移動・入館 | タオル/館内着レンタルを利用 |
16:00 | 売店でお土産→帰路へ | 雨脚が強くなる前に出発 |
雨の日ミニチェック
- 折りたたみ傘・レインウェア・替え靴下
- 大きめジップ袋(濡れ物・予備マスク)
- モバイルバッテリー(屋内で写真多め)
雨の日おすすめスポット | 特徴 |
---|---|
ユネッサン | 全天候型温泉テーマパーク |
ガラスの森美術館 | 屋内展示+カフェ併設 |
箱根湯寮 | 日帰り温泉&個室休憩 |
電車&バスで巡る日帰りプラン
公共交通機関を活用すれば、車がなくても箱根の主要観光地を効率的に回れます。特に箱根フリーパスを利用すれば、電車やバス、ケーブルカーなどが乗り放題になり、移動の自由度が一気に広がります。
また、箱根ロープウェイを組み合わせれば、移動そのものが観光になるルートも作れ、運転の疲れを気にせず親子でのんびり旅を楽しめます。
・渋滞を避けられる
・景色を楽しめる
午前:箱根湯本で朝食と散策
朝は箱根湯本駅周辺でゆっくり朝食を。駅近くのカフェやベーカリーでは、焼きたてパンや地元食材を使ったモーニングが楽しめます。
商店街は午前中の方が空いているため、お土産選びや食べ歩きにも最適です。
- 朝食は8:00〜営業のカフェがおすすめ
- 朝の商店街は人通り少なく快適
- 荷物は駅ロッカーに預けて身軽に
午前〜昼:彫刻の森美術館や強羅公園
箱根登山鉄道で彫刻の森駅へ向かい、彫刻の森美術館でアートと自然を満喫。
屋外展示が多く、子どもも自由に遊べるスペースがあります。その後、徒歩または登山鉄道で強羅公園へ。四季折々の花々や温室が楽しめるスポットです。
施設 | 特徴 | 滞在目安 |
---|---|---|
彫刻の森美術館 | 屋外アート・足湯あり | 1.5〜2時間 |
強羅公園 | 花壇・温室・カフェ併設 | 1時間 |

午後:芦ノ湖エリアで遊覧船&箱根神社
強羅からバスで芦ノ湖エリアへ移動し、遊覧船に乗船。湖上からの雄大な景色を楽しんだ後は、湖畔にある箱根神社を参拝します。平和の鳥居は写真映えスポットとしても有名です。
・湖畔散策も楽しい
・観光と参拝を両立
モデルタイムライン(例)
時間帯 | 行程 | ポイント |
---|---|---|
09:00 | 箱根湯本駅到着・朝食 | 商店街も散策 |
10:30 | 彫刻の森美術館 | 屋外アート&足湯 |
12:30 | 強羅公園 | 花とカフェで休憩 |
14:00 | 芦ノ湖遊覧船 | 湖上から絶景撮影 |
15:00 | 箱根神社参拝 | 平和の鳥居で記念撮影 |
車で快適!自由度の高い日帰りプラン
マイカーなら荷物や移動の自由度が高く、子どものペースに合わせて柔軟にプラン変更できます。
箱根の駐車場情報を事前にチェックしておくと、観光地での駐車もスムーズ。
また、渋滞回避のコツを押さえれば、自然・グルメ・温泉をバランスよく楽しむ日帰りコースが実現します。
・駐車場は事前確認
・帰路は早め出発
午前:大涌谷で自然観察と黒たまご
硫黄の香りと噴煙が立ちのぼる大涌谷の黒たまごは、箱根らしさを体感できる人気スポット。
駐車場はシーズンや時間帯で混み合うため、開場直後の到着が狙い目です。遊歩道は勾配があるので歩きやすい靴で。名物の黒たまごは売り切れ前にゲットを。
- 駐車場は午前中が比較的スムーズ
- 火山ガス情報や天候によって規制あり
- ベビーカーは段差が多い区間に注意
昼:子連れ歓迎レストランでランチ
ドライブの途中で、キッズメニューや座席間隔が広めの店をチョイス。芦ノ湖畔や強羅周辺は駐車場併設のレストランが多く、移動もスムーズ。事前に席予約できる店舗を選ぶと待ち時間を短縮できます。
エリア | ポイント | 子連れ向け設備 |
---|---|---|
芦ノ湖畔 | 湖ビューで非日常感 | 駐車場併設・キッズ椅子 |
強羅周辺 | 観光地への動線良好 | ベビーカー可の席配置 |
・駐車場付き店舗
・子ども椅子有無
午後:温泉やカフェで休憩して帰路へ
午後は日帰り温泉でリラックス。個室休憩や貸切風呂がある施設なら、家族でゆったり過ごせます。
温泉後はカフェで軽めのスイーツ休憩を挟み、渋滞ピーク前に早めの出発を。帰路のドライブに備えて給油・トイレ休憩のタイミングも計画的に。
- 貸切風呂・個室休憩は早めの予約
- 夕方前に駐車場を出ると渋滞緩和
- 子どもの着替え・タオルは多めに
モデルタイムライン(例)
時間 | 行程 | メモ |
---|---|---|
08:30 | 箱根到着・大涌谷へ | 駐車場が空いている時間帯 |
10:30 | 大涌谷散策・黒たまご | 遊歩道は足元重視 |
12:00 | 芦ノ湖畔でランチ | 駐車場併設の店を選択 |
14:00 | 日帰り温泉で休憩 | 貸切風呂が便利 |
16:00 | カフェでスイーツ | 帰路前に小休止 |
17:00 | 早めに帰路へ | ピーク渋滞を回避 |
子連れ箱根旅を快適にする便利情報
限られた日帰り時間でも家族みんなが快適に過ごせるように、ベビーカーの使いどころや荷物の持ち運び、ロッカー活用、キッズ対応のある飲食店の探し方をまとめました。
事前にポイントを押さえるだけで、移動のストレスがぐっと減ります。
・荷物は小分け
・早め行動が吉
ベビーカー利用と荷物の持ち運び
箱根は坂道や石畳、段差の多い場所があるため、行程によってベビーカーと抱っこひもの使い分けが有効です。
駅周辺の平坦路や商店街はベビーカー向きですが、神社の参道や公園内の階段は抱っこひもが安心。荷物は「すぐ使う物」と「後で使う物」に分けて、リュック+小さめサコッシュなどで身軽に。
- ベビーカーは軽量・自立型が便利
- 抱っこひもは坂・階段で活躍
- ポーチに貴重品・ティッシュ・除菌
シーン | おすすめ手段 | 注意点 |
---|---|---|
駅周辺・商店街 | 軽量ベビーカー | 混雑時は歩道の端をキープ |
神社・公園・坂道 | 抱っこひも | 足元重視のスニーカー |
バス・ロープウェイ | ベビーカー折りたたみ | 乗降前に荷物をまとめる |
・抱っこひも常備
・靴は滑りにくく
駅や観光地のコインロッカー活用法
大きな荷物は最初にロッカーへ。箱根湯本駅や強羅駅など主要駅はロッカーが比較的充実しており、人気時間帯(10〜12時台)は埋まりやすいので朝イチが狙い目です。
キャリーは大・中サイズ、ベビーカーは折り畳みで中〜大に入ることも。電子マネー対応のロッカーは小銭いらずでスムーズです。
- 到着直後に預けて身軽に観光
- サイズ別の空き状況を確認
- 貴重品は必ず手元で管理
ロッカー設置の目安 | 使いどころ | コツ |
---|---|---|
箱根湯本駅・強羅駅 | 到着直後に大荷物を預ける | 午前利用で空きを確保 |
主要観光施設入口 | 館内を身軽に回りたい時 | 電子決済対応だと速い |
温泉施設 | 着替え・タオルの一時保管 | 小銭 or ICを用意 |
飲食店のキッズ対応サービス
ベビーカー入店可やキッズチェア、子供用食器の有無は、事前に公式情報や口コミでチェック。
待ち時間を減らすため、ピーク(12〜13時)を外して11時台・14時台に入店するのがコツです。取り分け前提なら小皿とウェットティッシュ、エプロンを持参すると安心。
- 入店前にベビーカー可否を確認
- ピーク回避で待ち時間短縮
- 取り分け用の小物を携帯
チェック項目 | 目安 | ひと工夫 |
---|---|---|
ベビーカー可/席間隔 | 通路広め・段差少なめ | 入口付近は出入りしやすい |
キッズ設備 | 椅子・食器・子ども用水 | エプロン・ストロー持参 |
会計方法 | キャッシュレス対応 | 先払い制は回転が早い |
・設備を事前確認
・取り分け準備
持ち物チェックと旅の注意点
子連れでの箱根日帰り旅を快適に楽しむためには、持ち物の準備と当日の行動計画が重要です。
忘れ物を減らし、移動や休憩のタイミングを工夫することで、家族全員が安心して観光を楽しめます。
・休憩は早め
・子ども目線で計画
日帰り必需品リスト
季節や行き先によって変わりますが、子連れで必要になる持ち物はある程度共通しています。天候や気温差のある箱根では、羽織りものや雨具も忘れずに。
さらに、おやつや飲み物など子どもの機嫌を保つアイテムは必須です。
- 飲み物(保冷・保温対応ボトル)
- おやつ・軽食
- 着替え一式
- 羽織りもの(季節に応じて)
- 雨具(折りたたみ傘・レインコート)
- タオル・ウェットティッシュ
- 母子手帳・健康保険証のコピー
持ち物 | 用途 |
---|---|
飲み物・おやつ | 移動中や待ち時間の機嫌維持 |
着替え | 食べこぼしや汗対策 |
タオル・ウェットティッシュ | 手や口の汚れを拭く |
授乳室・おむつ替えスポットの場所
主要駅や観光施設には授乳室やおむつ替えスペースが用意されていますが、すべての場所にあるわけではありません。
事前に公式サイトや地図アプリで位置を確認しておくと安心です。箱根湯本駅周辺や大型美術館、温泉施設などは比較的充実しています。
- 箱根湯本駅構内の多目的トイレ
- 彫刻の森美術館・強羅公園内の授乳室
- 日帰り温泉施設のベビールーム
場所 | 設備内容 |
---|---|
主要駅 | おむつ替え台・多目的トイレ |
大型観光施設 | 授乳室・給湯設備 |
温泉施設 | ベビーベッド・キッズスペース |
・駅と施設を活用
・休憩計画に組込む
移動や休憩のタイミングの工夫
子連れ旅行では、移動時間と休憩時間のバランスがポイントです。大人のスケジュールで詰め込みすぎると子どもが疲れてしまうため、1〜2時間ごとに小休憩を入れるのが理想。
乗り物移動の前後や、観光地の途中で軽く座れる場所を活用しましょう。
- 1〜2時間ごとに休憩ポイントを設定
- 食事やおやつタイムを移動間に組み込む
- 混雑を避ける時間帯を選ぶ
時間帯 | おすすめ行動 |
---|---|
午前 | 観光スポットを2〜3か所回る |
昼前後 | 早めランチ・おやつ休憩 |
午後 | 軽めの観光+帰路準備 |