箱根・強羅からロープウェイで大涌谷と芦ノ湖へ!四季の絶景観光ルート紹介

神奈川・箱根の強羅は、山間の温泉街と観光拠点として知られ、ロープウェイを経由して大涌谷(おおわくだに)や芦ノ湖へ向かうルートが人気です。

大涌谷は活火山地帯の観光スポット、芦ノ湖は湖畔散策や遊覧船が楽しめるエリアで、それぞれ異なる魅力があります。

なお、強羅駅から直接ロープウェイに乗れるわけではなく、ケーブルカーで早雲山駅まで移動してからロープウェイに接続するのが基本ルートです。

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神奈川・箱根の強羅からロープウェイで行く大涌谷と芦ノ湖の魅力

神奈川・箱根の強羅からは、ケーブルカーと箱根ロープウェイを乗り継いで、大涌谷(おおわくだに)の迫力ある火山景観と芦ノ湖の爽やかな湖畔風景を一度の旅で楽しめます。

箱根は標高差が大きく、天気や季節によって体感温度が変わりやすいため、事前に準備しておくと快適に過ごせます。

電車でロープウェイ駅に直接アクセスすることはできず、強羅から早雲山駅までケーブルカーで移動し、そこからロープウェイに乗り換えます。

出発前や帰路に立ち寄るなら、強羅の駅近カフェ「コーヒーキャンプ」での休憩もおすすめです。

大涌谷の迫力ある景観と見どころ

大涌谷(おおわくだに)は、噴気が立ちのぼる火山地帯ならではのダイナミックな景観が魅力。

ロープウェイの車窓からは白い噴煙、荒々しい岩肌、遠景の山並みが次々に現れ、駅到着後は遊歩道から噴気孔や温泉池の近景を安全に観察できます。

名物の「黒たまご」は売店で購入でき、展望テラス周辺は写真撮影にも最適です。

スポット/体験 時間 ポイント
展望テラス 15〜20分 噴煙+山並みのワイド景観
遊歩道(開放時) 15〜30分 足元は滑りにくい靴で
売店エリア 10〜15分 名物グルメやお土産に最適
・風向きに注意
・歩きやすい靴
・写真は順光で

芦ノ湖の四季を感じる絶景スポット

芦ノ湖は、季節ごとに表情を変える湖畔風景が見どころ。春は新緑、夏は湖風が心地よく、秋は紅葉と澄んだ空、冬は雪化粧の山並みが映えます。

桃源台や元箱根、箱根町港周辺は湖と山のレイヤーが重なる撮影ポイントが豊富で、遊覧船や湖畔の遊歩道を組み合わせると短時間でも密度の高い景観体験ができます。

季節 おすすめエリア 楽しみ方
元箱根〜箱根神社周辺 湖畔散歩と柔らかな新緑撮影
桃源台〜湖上 遊覧船で涼風クルーズ
箱根関所跡周辺 紅葉の湖畔ウォーク
元箱根港 空気が澄む朝の撮影が狙い目
・湖風は体感低め
・歩ける靴で
・朝夕は映える

強羅を拠点に観光するメリット

強羅はケーブルカーの起点で、早雲山駅でのロープウェイ乗継ぎがスムーズ。大涌谷と芦ノ湖の両エリアへ放射状に動けるため、片道ずつ別方向に進む周遊計画が立てやすく、時間のロスが少ないのが利点です。

さらに、強羅公園や美術館、温泉宿が徒歩圏に集まり、朝は山側へ、午後は湖側へと時間帯で行程を切り替えやすいのも魅力です。

特徴 メリット 活用例
交通結節 乗継ぎが簡便 強羅→早雲山→大涌谷/桃源台
観光密度 徒歩圏に見どころ 朝は強羅公園、午後は湖畔
時間配分 片道ずつ周遊可能 行きは大涌谷、帰りは芦ノ湖経由
・拠点で時短
・片道周遊が楽
・徒歩観光も充実
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強羅から大涌谷・芦ノ湖エリアへの行き方・料金・所要時間

神奈川・強羅を起点に、早雲山まではケーブルカー、その先はロープウェイで大涌谷(おおわくだに)や芦ノ湖(桃源台〈とうげんだい〉)へ向かうのが基本ルートです。

電車(登山電車)だけではロープウェイ駅に直接行けないため、強羅でケーブルカーに乗り換える点を押さえておきましょう。所要は片道トータルでおよそ40〜60分が目安です(待ち時間含む)。

箱根フリーパスを活用すれば、ケーブルカー・ロープウェイ・バスなどが乗り放題になり、運賃を気にせず観光ルートを広げられます。

さらに詳細な駅や区間の特徴は箱根ロープウェイの乗り方ガイドで確認しておくと安心です。

所要時間と運行間隔の目安

区間 手段 時間 運行間隔 ポイント
強羅 → 早雲山 ケーブルカー 約10分 約7〜12分おき 山腹を一気に登る
早雲山 → 大涌谷 ロープウェイ 約8〜10分 約1本/数分〜10分 噴煙地帯を上空通過
大涌谷 → 桃源台(芦ノ湖) ロープウェイ 約12〜16分 約1本/数分〜10分 湖と山のパノラマ

運賃の目安

区間 交通手段 時間 運賃・片道
強羅 → 早雲山 箱根登山ケーブルカー 約10分 430円
早雲山 → 大涌谷 箱根ロープウェイ 約8分 1,500円
大涌谷 → 桃源台 箱根ロープウェイ 約16分 1,500円
強羅 → 桃源台(合計) ケーブルカー+ロープウェイ 約34〜40分 3,430円
・強羅で乗換必須
・風/噴気で運休あり
・余裕ある行程を

強羅駅から早雲山駅までケーブルカーで移動

強羅駅の改札を出てケーブルカー乗り場へ進み、最上部の早雲山駅を目指します。勾配のある山腹を連続で登っていくため景色が開け、約10分で早雲山に到着。ここがロープウェイへの乗り換え結節点です。

出発 到着 時間 乗換動線 ひと工夫
強羅 早雲山 約10分 駅構内でロープウェイ連絡 先頭 or 後方で眺望確保
・切符/ICを準備
・階段移動に注意
・発車数分前に整列

早雲山駅からロープウェイで大涌谷へ

早雲山駅でロープウェイに乗り換え、大涌谷へは約8〜10分。車窓からは噴煙地帯と荒々しい地形が間近に見えます。

火山性ガスや強風の影響で運休・減便となる場合があるため、当日の運行情報の確認が安心です。

区間 所要目安 見どころ 注意点
早雲山 → 大涌谷 約8〜10分 噴煙・火山地形の俯瞰 風で揺れやすい日あり
・上着で防寒
・揺れに備える
・運行情報を確認

大涌谷から芦ノ湖桃源台駅までの空中散歩

大涌谷で景観を楽しんだら、そのままロープウェイで桃源台へ。所要は約12〜16分、次第に視界が開けて芦ノ湖と周囲の山並みが広がります。

桃源台に着けば湖畔散策や遊覧船への接続がしやすく、湖上観光と組み合わせた行程が立てやすくなります。

区間 時間 接続 楽しみ方
大涌谷 → 桃源台 約12〜16分 遊覧船・湖畔バス 湖畔散策やカフェ休憩
・復路時間を確認
・湖畔は体感低め
・写真は順光狙い
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四季ごとの大涌谷と芦ノ湖の楽しみ方

神奈川・箱根の強羅を起点に、ケーブルカーとロープウェイで訪れる大涌谷と芦ノ湖は、四季ごとに違った魅力を見せます。

春は新緑、夏は涼やかな湖畔、秋は紅葉、冬は雪景色と富士山ビューと、訪れるたび新しい表情が楽しめます。季節ごとの服装と気温の目安も合わせてチェックしておくと、快適に観光を楽しめます。

季節 見どころ 快適 服装目安
新緑・桜・澄んだ空 午前 薄手アウター
涼しい高原・湖畔 朝夕 通気性良い服+日除け
紅葉・温泉 午前〜昼 長袖+軽アウター
雪景色・富士山 日中 防寒着+手袋

春の桜と新緑の観光ルート

強羅から大涌谷で火山景観を観賞し、桃源台で湖畔散策を楽しむ半日コース。午前出発なら混雑回避しやすく、快適です。

工程 時間目安 ポイント
強羅→早雲山 約10分 朝の便がおすすめ
早雲山→大涌谷 約8〜10分 展望側座席を確保
大涌谷→桃源台 約12〜16分 午後は逆光に注意
・午前出発
・歩きやすい靴
・薄手防風

夏の涼やかな高原と湖畔散策

標高差で涼しく過ごせる夏。大涌谷の見学は火山ガスの影響が少ない時間帯に行い、その後湖畔で木陰散策やカフェ休憩を楽しみます。

持ち物 理由
帽子・日焼け止め 強い日差し対策
飲み物 熱中症予防
薄手上着 湖畔や山上での冷え対策
・朝夕移動
・水分補給
・日除け対策

秋の紅葉と温泉巡り

紅葉の景観と温泉を一緒に楽しめる季節。午前中に移動と観光を進め、午後は温泉でゆったり過ごすのがおすすめです。

行動 理由
午前に移動 混雑と逆光回避
温泉利用 冷え対策
重ね着 気温差対応
・午前移動
・温泉活用
・重ね着

冬の雪景色と富士山ビュー

澄んだ空気で富士山の絶景が狙える季節。運休や強風の可能性があるため、事前の運行情報確認と防寒対策は必須です。

装備 目的
防寒着・手袋 体温保持
滑りにくい靴 凍結対策
予備行程 運休時の代替案
・運行確認
・防寒徹底
・滑り防止
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大涌谷・芦ノ湖観光ルートに組み込みやすいモデルコース

神奈川・強羅を拠点に、ケーブルカーとロープウェイで大涌谷(黒たまご)芦ノ湖(海賊船クルーズ)を効率よく巡るための実用モデルをまとめました。移動動線を短く、眺望とグルメの“おいしい所取り”を狙います。

半日で楽しむ大涌谷と芦ノ湖コース

午前または午後の半日でも、火山地形と湖上景観の両方を体験。強羅から早雲山へ上がり、大涌谷で名物を味わってから芦ノ湖へ抜け、海賊船をワンセクションだけ楽しむ軽量ルートです。

半日コース(目安3.5〜4.5時間)
流れ 目安時間 ポイント
強羅 → 早雲山(ケーブルカー) 約10分 乗換え最短動線
早雲山 → 大涌谷(ロープウェイ) 約8〜10分 噴煙ビュー
大涌谷散策&黒たまご 45〜60分 売店・展望デッキ
大涌谷 → 桃源台(ロープウェイ) 約12〜16分 湖の俯瞰景色
芦ノ湖 海賊船(区間乗船) 30〜40分 甲板で写真映え
・運休情報確認
・時間は前倒し
・海賊船は短区間

1日満喫プラン 強羅→早雲山→大涌谷→芦ノ湖 周遊

丸一日使えるなら、展望・湖上クルーズ・神社参拝・温泉休憩まで網羅。帰路は混雑前の早め移動が快適です。

1日周遊(目安6〜7.5時間)
行程 滞在/移動 見どころ/コツ
強羅 → 早雲山 → 大涌谷 移動計約25分 朝の澄んだ眺望狙い
大涌谷散策 60〜80分 黒たまご・展望・遊歩道
大涌谷 → 桃源台 約12〜16分 富士山ビューは順光時間帯を
芦ノ湖 海賊船(桃源台発) 往復45〜70分 甲板席は防寒/日よけ準備
湖畔散策や神社参拝 45〜90分 鳥居撮影は逆光に注意
桃源台 → 早雲山 → 強羅 移動計約25分 最終便の時刻確認
・最終便を確認
・写真は順光で
・休憩はこまめに

グルメと観光スポットを組み合わせたルート例

“見る・乗る・食べる”を均等に配分。強羅では庭園アート、山上で名物、湖畔でカフェとメリハリを付けます。

アート&グルメ(目安4.5〜6時間)
スポット 所要 楽しみ方
彫刻の森美術館 60〜90分 屋外彫刻鑑賞・ピカソ館(季節ごとの景観も楽しめる)
強羅 → 早雲山 → 大涌谷 移動計約25分 山肌と噴煙の迫力
大涌谷名物 黒たまご 20〜30分 売店混雑前に購入
桃源台 湖畔カフェ 45〜60分 窓側席で湖景色を満喫
海賊船ショートクルーズ 30〜40分 甲板で撮影タイム
・入館は事前確認
・名物は先買い
・座席は窓側狙い

逆回り&雨天のアレンジ術

風向や混雑で順路を柔軟に変更。午後は湖畔先行→大涌谷へ戻る逆回りも有効。雨天は屋内比率を上げ、箱根美術館やカフェ滞在を長めに確保します。

状況 推奨アレンジ ひと工夫
強風/運休リスク 逆回り or 湖畔中心 最新運行を逐次確認
混雑ピーク 早出/遅出で分散 移動は1本前倒し
雨天 屋内+短区間乗船 カフェで待避
・逆順も有効
・天候を注視
・前倒しで動く
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箱根ロープウェイ観光を効率化するアクセスとチケット情報

箱根の主要観光地を効率よく巡るためには、アクセス手段と運行スケジュールを事前に把握しておくことが大切です。

箱根ロープウェイやケーブルカーは、区間ごとに所要時間や運行間隔が異なり、季節や時間帯によって混雑度も変わります。

また、お得な周遊きっぷを使えば、乗車ごとの運賃精算を気にせず自由な移動が可能です。さらに、天候や混雑状況に合わせてルートを柔軟に組み立てれば、時間と体力を無駄にせず観光を楽しめます。

ケーブルカーの運行間隔と所要時間

箱根観光の起点となる強羅駅から早雲山(そううんざん)駅までは、箱根登山ケーブルカーで向かいます。

この区間は一駅ではなく、中強羅駅・上強羅駅・公園下駅・公園上駅を経由する合計5駅の路線です。勾配のある山腹を進み、約10分で早雲山駅に到着します。ここがロープウェイへの乗り換え拠点です。

ケーブルカーは約7〜12分間隔で運行しており、朝や平日は比較的空いています。強羅駅周辺には公園や美術館が多く、観光と組み合わせやすいのが魅力です。早雲山駅は標高が高く、晴天時には相模湾や大涌谷の景観が望めます。

駅名 時間 運行間隔 特徴
強羅駅(ごうら) 約7〜12分 起点駅。周囲に強羅公園や美術館が集まる
公園下駅 約2分 約7〜12分 強羅公園の南側入口に近い
公園上駅 約2分 約7〜12分 箱根美術館や苔庭の紅葉スポットが徒歩圏
中強羅駅(なかごうら) 約2分 約7〜12分 温泉宿や閑静な別荘地が広がる
上強羅駅(かみごうら) 約2分 約7〜12分 観光客が少なく静かな雰囲気
早雲山駅(そううんざん) 約2分 約7〜12分 終点。箱根ロープウェイ乗換拠点で展望良好
・全区間で約10分
・7〜12分間隔で運行
・沿線観光も魅力

ケーブルカーの運行間隔と所要時間

箱根観光の出発点となる強羅駅から早雲山駅までは、箱根登山ケーブルカーが結びます。急勾配(きゅうこうばい)とは坂の傾きが大きいことを指し、この路線では最大約11度の斜面を力強く登っていきます。

全区間でおよそ10分と短時間ながら、車窓からは山腹の景色や四季折々の自然を楽しめます。沿線には庭園や美術館、温泉宿が点在しており、途中駅での観光も可能です。

早雲山駅はロープウェイへの乗換拠点で、ここから大涌谷や芦ノ湖方面へアクセスできます。下の表では、主要駅ごとの特徴や所要時間、運行間隔をまとめています。

駅名 特徴 時間 間隔
強羅駅 ケーブルカー起点・観光施設集中 約7〜12分
早雲山駅(そううんざん) ケーブルカー終点・ロープウェイ乗換 強羅から約10分 約7〜12分
大涌谷駅(おおわくだに) 火山景観・混雑多め 早雲山から約8〜10分 約数分〜10分
桃源台駅(とうげんだい) 湖畔観光・海賊船接続 大涌谷から約12〜16分 約数分〜10分
・運行間隔を把握
・駅ごとの特徴確認
・運休リスクに注意

お得な周遊きっぷやフリーパスの活用方法

箱根エリアを効率的に巡るなら、周遊きっぷの活用が欠かせません。代表的なのが「箱根フリーパス」で、ケーブルカー・ロープウェイ・登山電車・観光船・路線バスなどが乗り放題になります。

購入は小田急線各駅や主要観光案内所、オンラインでも可能で、2日間用と3日間用から選べます。

このほか、ロープウェイ区間だけをお得に利用できる往復券や、海賊船とセットになった割引チケットも販売されています。

訪問先が限られている場合や日帰りの場合は、これらの部分的なチケットの方がコストを抑えられるケースもあります。

チケット名 対象区間 有効期間 料金
箱根フリーパス 主要交通機関ほぼ全域 2日または3日 2日間:5,500円〜
3日間:6,000円〜
ロープウェイ往復券 早雲山〜桃源台 当日限り 2,900円
海賊船セット券 ロープウェイ+海賊船 当日限り 3,500円前後

混雑期や天候別のルート計画の立て方

混雑期の箱根は、観光地や乗り物の待ち時間が長くなりがちです。ピークシーズン(GW、夏休み、紅葉シーズン、年末年始)は、朝の早い時間帯に出発して人気スポットを先に回ると効率的です。逆に午後は湖畔や屋内施設に時間を充て、混雑を避けるのが賢明です。

天候によっても最適ルートは変わります。晴天時は大涌谷や芦ノ湖などの屋外スポットを中心に巡り、強風や雨天時は美術館やカフェなどの屋内施設を組み込みましょう。運休や減便のリスクがあるロープウェイ区間は、予備プランを持っておくと安心です。

状況 おすすめルート 注意点
混雑期 午前に屋外観光、午後は屋内 早出で待ち時間短縮
晴天 景観スポット優先 日差し対策
悪天候 屋内施設中心 運休情報の確認
・天候で順路変更
・早出で混雑回避
・予備ルート準備
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強羅からロープウェイで大涌谷と芦ノ湖を巡る旅を!

強羅を拠点にケーブルカーとロープウェイを乗り継げば、迫力ある火山景観の大涌谷と爽やかな湖畔の芦ノ湖を一度の旅で満喫できます。

天候や時間に合わせたルート選びと、駅周辺のスポットを組み合わせれば、移動も観光も効率的。箱根ならではの景色とグルメを楽しむ、充実の一日を計画してみてください。