強羅から箱根湯本の行き方と料金!箱根登山鉄道・バスの所要時間と観光モデルコース

神奈川・強羅から箱根湯本までは、山岳景観を楽しめる箱根登山鉄道と、寄り道や荷物移動に便利なバスの2つの手段があります。

それぞれの所要時間や料金、観光と組み合わせやすい時間帯を押さえれば、移動そのものが旅の思い出になります。この記事では、アクセス方法に加えて観光モデルコースも紹介します。

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神奈川・強羅から箱根湯本・小田原へ!箱根登山鉄道で行く所要時間と料金

神奈川・強羅駅から箱根湯本駅、さらに小田原駅へ向かう場合は、箱根登山鉄道が景色と移動を同時に楽しめる王道ルートです。

強羅〜箱根湯本間はスイッチバックや渓谷の車窓を眺めながら約35〜40分、箱根湯本〜小田原間は平坦区間で約15分と、道路渋滞の影響を受けにくく所要時間が安定しています。

周遊観光を予定しているなら、鉄道やバスが乗り放題になる箱根フリーパスを活用すれば、交通費の節約と行動範囲の拡大が同時に叶います。

料金や運行間隔を事前に確認しておけば、強羅・箱根湯本・小田原を効率よく巡る観光計画が立てやすくなります。出発前のひと休みには、強羅駅近の「コーヒーキャンプ」で過ごすのもおすすめです。

ルート概要と運行間隔

強羅駅から箱根湯本駅へは、箱根登山電車の山岳区間を下るルートです。強羅は箱根登山鉄道の終点駅であり、箱根湯本から小田原方面へ直通する電車もあります。

山岳区間は急勾配(きゅうこうばい:きつい傾斜)とスイッチバックを繰り返しながら進み、所要時間は約35〜40分です。箱根湯本から小田原までは平坦区間となり、約15分で結ばれています。

運行間隔の目安は、日中でおおむね20〜30分おき。繁忙期や天候によりダイヤが変動する場合があるため、出発前に最新の時刻表を確認しておくと安心です。

・強羅は終点駅
・小田原直通あり
・所要約35〜40分

強羅から箱根湯本・小田原へ停車駅一覧

駅順 駅名 備考
1 強羅(ごうら) 終点駅(山岳区間の始発)
2 彫刻の森 彫刻の森美術館最寄駅
3 小涌谷(こわきだに) 温泉街エリア
4 宮ノ下 老舗ホテル街
5 大平台(おおひらだい) スイッチバックポイント
6 塔ノ沢(とうのさわ) 山間の静かな駅
7 箱根湯本 平坦区間への接続駅
8 入生田(いりうだ) 自然豊かな住宅地
9 風祭(かざまつり) 鈴廣かまぼこ博物館最寄駅
10 箱根板橋 住宅街と歴史散策スポット
11 小田原 広域アクセスのターミナル駅

運賃(IC・切符)と購入方法

強羅〜箱根湯本はICカード(Suica・PASMOなど)対応で、そのまま改札タッチで乗車できます。箱根湯本〜小田原間も同様にIC利用が可能で、乗り継ぎ時もスムーズです。

紙の切符は駅の券売機・窓口で購入可能。周遊観光を予定している場合は、フリーパス類の適用区間や有効期間を確認し、総額で比較検討すると無駄がありません。

支払い 購入 区間と運賃 ポイント
ICカード 改札でタッチ入出場 強羅〜箱根湯本:430円
箱根湯本〜小田原:320円
合計:750円
乗越精算がスムーズ
紙の切符 駅券売機・窓口 強羅〜箱根湯本:430円
箱根湯本〜小田原:320円
合計:750円
グループ分をまとめ買い
周遊きっぷ 主要駅やオンライン等 箱根フリーパス(2日間)大人5,000円〜※発着地により変動 複数交通をお得に
・IC残高を確認
・周遊は総額比較
・券売機の行列回避

観光と組み合わせやすい時間帯

朝〜午前は座席確保がしやすく、到着後に観光時間を多く確保できます。昼〜午後は人出が増えるため移動は前倒し、カフェやランチはピーク前後にずらすのがコツ。

夕方は帰路のピークを見越して、1〜2本早い便を選ぶと混雑ストレスを軽減できます。

時間 動き方の目安 所用時間 計画のコツ
朝〜午前 移動→観光の順で効率化 強羅→湯本 約35〜40分 始発寄りで着席確率UP
昼〜午後 人出増、移動は前倒し 湯本→小田原 約15分 食事はピーク前後を回避
夕方 帰路ピークを先取り 強羅→小田原 約55〜65分 1〜2本早めに乗車
・前倒しが基本
・滞在配分を決める
・帰路は早め
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神奈川・強羅から箱根湯本・小田原へ!バスで行く所要時間と料金

神奈川・強羅から箱根湯本や小田原へは、箱根登山バスや伊豆箱根バスでアクセスできます。強羅から小田原への直通便はなく、箱根湯本で鉄道などに乗り換えて向かう形となります。

日帰り観光で複数の交通機関を利用する場合は、箱根フリーパス(日帰り用)を活用すると運賃をまとめて節約でき、移動もスムーズになります。

乗換えなしで移動できるのは箱根湯本までで、雨天時や荷物が多いときに歩行距離を抑えられるのが利点です。一方で道路状況の影響を受けやすいため、混雑期は所要時間に余裕を持った計画が安心です。

主要バス路線と乗り場

強羅駅前のバスターミナルから、箱根湯本方面・小田原方面へ向かう系統が発着します。箱根湯本駅前でも小田原駅行きの便が多数出ています。

行き先表示と経由地(例:宮ノ下経由・小涌谷経由)を確認し、最寄り停留所に近い系統を選ぶと歩行距離を短縮できます。

出発 到着 主な系統 乗り場の目安
強羅 箱根湯本 箱根登山バス・伊豆箱根バス 強羅駅前ロータリー
箱根湯本 小田原 箱根登山バス・箱根湯本発小田原駅行 箱根湯本駅前バスターミナル
・行き先表示を確認
・経由地で選ぶ
・最寄り停留所に近い便

運賃・所要時間の目安

以下は通常時の目安です。観光繁忙期や悪天候・道路工事等で延びることがあります。

区間 運賃 時間 間隔
強羅 → 箱根湯本 約390〜600円 約16〜26分 約15〜30分おき
箱根湯本 → 小田原 約420円 約25分 約20〜30分おき
強羅 → 小田原(乗継) 合計約810〜1,020円 約41〜51分 接続次第で変動
・目安は通常時
・繁忙期は増延
・接続時間も計算

混雑・渋滞時の回避策

午前中の早い時間や夕方ピーク前の移動を心掛けると、着席・定時性の確率が上がります。行きはバス、帰りは鉄道のように手段を分けると、渋滞や満席のリスクを分散できます。

強羅・箱根湯本双方のバスターミナルで発車時刻を先に確認し、混雑時は1〜2本前倒し乗車が有効です。

状況 回避策 補足
連休・雨天 早発・1本前倒し 着席確率と定時性を確保
積み荷が多い 始発停留所から乗車 前扉付近に立ち荷物は避ける
渋滞が顕著 往路バス/復路鉄道 手段分散で遅延リスク低減
・早発で座席確保
・手段を分散
・時刻は先に確認
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神奈川・強羅と箱根湯本を結ぶ観光モデルコース(逆ルートも紹介)

神奈川・箱根エリアの強羅駅は、箱根登山鉄道の終点であり、小田原駅や箱根湯本駅方面へのアクセス拠点です。

強羅からは途中の宮ノ下や彫刻の森美術館を経由して箱根湯本へ向かうことができ、沿線の景観や歴史ある街並みを楽しみながら移動できます。

また、強羅駅から箱根登山ケーブルカーに乗り換え、早雲山駅でロープウェイに接続すれば芦ノ湖方面にもアクセス可能です。同じ日に山間エリアと湖畔エリアを組み合わせた観光ができるのが魅力です。

半日で楽しむ定番ルート

午前発では使わない落ち着いて回れる3〜4時間の王道。強羅駅を出発し、途中下車を織り交ぜながら箱根湯本へ向かいます。

  1. 強羅駅 発(箱根登山電車 下り)
  2. 彫刻の森駅で下車 → 駅前から徒歩すぐで「彫刻の森美術館」を60〜90分鑑賞
  3. 再乗車して宮ノ下駅で下車 → 老舗の街並みや高台の眺望を30分ほどさくっと散策
  4. そのまま下って箱根湯本駅 着 → 駅前商店街で土産・スイーツ・足湯を45〜60分
区間/行程 移動/滞在 時間
強羅 → 彫刻の森 電車 約2分
彫刻の森美術館 鑑賞 60〜90分
彫刻の森 → 宮ノ下 電車 約5分
宮ノ下散策 街歩き 約30分
宮ノ下 → 箱根湯本 電車 約25分
箱根湯本商店街 食べ歩き・買い物 45〜60分
・途中下車は2回まで
・帰路は前倒し
・乗車前に時刻確認

1日満喫プラン

朝から夕方までしっかり楽しむフルコース。強羅から山岳区間を下り、箱根湯本で昼、午後は小田原寄り道まで視野に入れます。

  1. 強羅駅 発 → 小涌谷駅で下車 → 温泉街の坂道と緑道を40分散策
  2. 再乗車し宮ノ下駅で下車 → カフェや老舗の建築を60分堪能
  3. 箱根湯本駅 着 → 商店街ランチと足湯で90分
  4. 時間に余裕があれば箱根湯本から平坦区間で小田原へ約15分 → 小田原城址公園や駅ナカで60〜90分
  5. 夕方前に箱根湯本または強羅へ戻る(混雑前に前倒し移動)
時間 内容 ポイント
午前 小涌谷・宮ノ下で途中下車 人出が増える前に観光
箱根湯本でランチ ピークを外して入店
午後 小田原寄り道 or 湯本でのんびり 帰路は1〜2本早め
・昼は早め/遅め
・寄り道は1か所
・帰路は前倒し

観光とグルメの組み合わせ例

各駅で下車して“ちょい観光+一皿”の積み上げで満足度を高めます。

  • 彫刻の森駅で下車 → アート鑑賞後に駅周辺でスイーツやパンをテイクアウト → 次の列車で移動
  • 宮ノ下駅で下車 → レトロ建築を見学してからカフェで限定スイーツ → 眺望のいい停留所付近まで散歩
  • 箱根湯本駅に着いたら → 商店街で食べ歩き(饅頭、湯葉丼、そばなど) → 足湯でリセット
観光 グルメ 時間
彫刻の森 屋外アート鑑賞 ベーカリー・ジェラート 45〜60分
宮ノ下 老舗街並み散策 レトロ喫茶・ケーキ 45〜60分
箱根湯本 商店街・足湯 食べ歩き・そば 60〜90分
・滞在60分目安
・1駅1メニュー
・次の便を先確認

箱根湯本から強羅への逆ルート活用法

宿泊や日帰りの復路で、箱根湯本からは使わない強羅へ上る逆回りを賢く使います。

  1. 箱根湯本駅 発(上り) → 塔ノ沢駅で下車して山間の静けさを15〜20分味わう → 次便で再乗
  2. 大平台駅で下車 → スイッチバックの線形を見学しつつホームで写真撮影 → 10〜15分で再乗
  3. 宮ノ下駅で下車 → 夕方前にカフェ休憩を30分 → 混雑ピーク前に強羅へ到着
区間/行程 所要目安 コツ
箱根湯本 → 塔ノ沢 約3分 短距離で静けさを味わう
塔ノ沢 → 大平台 約15分 ホームの案内で安全に撮影
大平台 → 宮ノ下 約10分 次便時刻を先に把握
宮ノ下 → 強羅 約10分 夕方前に移動を完了
・夕方前に移動完了
・途中下車は短め
・時刻表を先確認
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強羅から小田原への行き方も知っておくと観光にも便利!

強羅から小田原駅までのアクセスを把握しておくと、箱根観光の幅が大きく広がります。帰路に立ち寄って駅周辺の観光やグルメを楽しんだり、小田原城など歴史スポットを組み込むことも可能です。

ここでは、強羅からのルートや箱根湯本からのアクセス方法、さらに小田原でのおすすめスポットを紹介します。

強羅から小田原へ行く場合のルート

強羅駅からは、箱根登山電車で箱根湯本駅まで下り(約35〜40分)、そこで平坦区間の電車に乗り換えて小田原駅へ向かいます(約15分)。

小田原行き直通の列車もあり、乗り換えなしで移動できる便を利用すれば時間と労力を節約できます。

区間 所要時間 ポイント
強羅 → 箱根湯本 約35〜40分 山岳区間で景観を楽しめる
箱根湯本 → 小田原 約15分 直通列車なら乗換不要
・直通列車は時短
・乗換なら同一ホーム
・景観も楽しめる

箱根湯本から小田原へのアクセス方法

箱根湯本駅から小田原駅へは、箱根登山鉄道(平坦区間)で約15分。日中はおおむね15〜20分間隔で運行されています。

ICカード(Suica・PASMO)対応で、紙の切符も駅券売機や窓口で購入可能です。荷物が多い場合や急ぐときはタクシー利用も選択肢ですが、渋滞が発生しやすい時間帯は鉄道が安定しています。

手段 時間 料金 特徴
電車 約15分 320円 渋滞の影響なし
タクシー 約20〜30分 約4,000円〜 荷物多い時に便利
・IC対応で便利
・本数多く安定
・渋滞回避なら鉄道

観光や買い物に便利な小田原スポット

小田原駅周辺は、歴史・グルメ・買い物がコンパクトにまとまった観光エリアです。徒歩圏内には小田原城址公園や海産物の市場、駅ナカのお土産街などがあります。

観光の合間に立ち寄れるスポットを押さえておくと、時間を有効に使えます。

  • 小田原城址公園:駅から徒歩約10分、天守閣や歴史資料館を見学
  • 早川漁港:地元の新鮮な海鮮が味わえる食堂街(駅からバスやタクシーで約10分)
  • 駅ナカ「小田原ラスカ」:かまぼこ、干物、和菓子などのお土産が揃う
スポット 時間 特徴
小田原城址公園 60〜90分 天守閣と歴史探索
早川漁港 60分 海鮮ランチや市場散策
小田原ラスカ 30〜45分 駅直結で土産選び
・徒歩圏内に城址
・海鮮は漁港直送
・駅ナカで土産完結
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強羅・箱根湯本・小田原のアクセスと観光を効率化するコツ

強羅・箱根湯本・小田原を効率よく巡るには、移動手段と観光ルートの組み合わせを事前に計画することが大切です。

鉄道・バス・タクシーなど、それぞれの特性を理解して選べば、時間のロスを減らしながら観光を楽しめます。さらに、天候や混雑状況に応じて柔軟にルートを変更できるようにしておくと安心です。

目的別アクセスの選び方

目的地や旅のスタイルに応じて、最適な交通手段を選びます。観光をしながら移動するなら鉄道、荷物が多い時や雨天時にはバスやタクシーがおすすめです。

早朝や夜間は運行本数に注意し、帰路の時間を逆算して行動計画を立てましょう。

目的 おすすめ手段 理由
景観を楽しむ 箱根登山鉄道 スイッチバックや山岳風景を満喫
荷物が多い バス・タクシー 乗り換え不要で歩行距離が短い
時間優先 直通電車・タクシー 移動時間を大幅短縮
・目的に応じ選択
・早朝夜間は本数確認
・帰路時間を逆算

観光と移動を効率化するポイント

観光と移動の効率化には、目的地間の順序と交通の組み合わせが重要です。例えば、強羅から箱根湯本を経由して小田原へ抜ける「一筆書きルート」にすれば、無駄な往復を減らせます。

また、主要観光地を同じエリア内でまとめると、移動にかかる時間と費用を抑えられます。

  • 移動は「片方向進行」で組む
  • 観光地をエリア別にまとめる
  • 途中駅や停留所で食事や休憩を入れる
・一筆書きルート
・エリアをまとめる
・休憩も計画的に

天候や混雑状況で変える柔軟なルート計画

天候や混雑は観光の快適さに直結します。雨天時は屋内観光やバス移動を中心に、晴天時は景観重視の鉄道や徒歩を組み合わせるのが効果的です。

繁忙期や連休は、混雑しやすい時間帯を避けた早出・遅出の行動が有効です。

状況 おすすめ対応 メリット
雨天 屋内観光+バス 濡れずに移動・滞在
晴天 鉄道+徒歩 景観と開放感を満喫
繁忙期 早出・遅出行動 混雑回避・着席確率UP
・天候で選択変更
・混雑回避は時間調整
・屋内外を使い分け
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強羅・箱根湯本・小田原のアクセス比較表

強羅は箱根登山鉄道の終点、箱根湯本は箱根観光の玄関口、小田原は広域アクセスのターミナルです。

強羅→箱根湯本は山を下る区間、箱根湯本→小田原は平坦区間でダイヤが安定。観光や帰路の予定に応じて、鉄道中心に組むと時間が読みやすくなります。

区間 交通 時間 運賃 間隔 特徴
強羅 → 箱根湯本 箱根登山鉄道 約35〜40分 430円 約20〜30分おき 景色が楽しめ渋滞の影響なし
強羅 → 箱根湯本 箱根登山バス・伊豆箱根バス 約16〜26分(渋滞時+) 約390〜600円 約15〜30分おき 乗換不要で荷物が多くても安心
箱根湯本 → 小田原 箱根登山鉄道(平坦区間) 約15分 320円 約10〜20分おき 渋滞の影響なしで安定
箱根湯本 → 小田原 路線バス 約25分(渋滞時+) 約420円 約20〜30分おき 小田原城や駅前観光に直行可
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強羅から箱根湯本・小田原への旅をもっと快適に!

強羅から箱根湯本や小田原への移動は、鉄道・バス・タクシーなど選択肢が豊富です。それぞれの手段の特徴を理解し、旅の目的や時間、荷物の量に合わせて使い分けることで、観光と移動の両方を快適に楽しめます。

天候や混雑状況に応じた柔軟な計画と、途中下車や寄り道を組み合わせれば、より思い出深い旅になるでしょう。