横浜駅から浅草駅への行き方|直通電車・所要時間・安い切符・バス情報も解説

東京を代表する観光地「浅草」へ、神奈川の主要ターミナル・横浜駅から行く方法には複数の選択肢があります。実は、乗り換えなしで行ける直通電車ルートもあり、移動がスムーズに済むケースも。

ただし、本数や時間帯に制限があるため注意が必要です。この記事では、直通ルートの詳細や注意点に加え、主要な乗り換えルート、バス移動の可能性も含めて、所要時間・料金の目安をわかりやすく紹介します。

  1. 横浜駅から浅草駅へは直通電車がある|ただし本数には注意
    1. 乗り換えなしで行ける!京急〜都営浅草線の直通ルート
    2. 京急線は本数がやや少ないのがデメリット|時刻表の確認が必須
    3. 平日と土日でダイヤが異なる|朝と夜の直通本数に差
    4. 青砥・印旛日本医大行きを狙えば浅草まで乗換なし
    5. 自由席感覚で使える!座って行ける可能性も高いルート
    6. 乗り換えた方が早い時間帯も|状況に応じて使い分けを
  2. 横浜駅での乗り場はどこ?京急線のホーム案内
    1. 京急線ホームの位置とアクセス方法|地下にある4・5番線
    2. JR・東急から京急へはどう行く?乗り換えルートの注意点
    3. エアポート快特・快特の表示に注目|見分け方を解説
    4. 大きな荷物がある場合のルート選び|乗換距離と設備に注目
    5. 混雑する時間帯と回避のコツ|ゆったり移動したい人へ
  3. その他の行き方|乗り換えでアクセスするルート
    1. ① 東急東横線・東京メトロ銀座線ルート(渋谷経由)
    2. ② JR京浜東北線・都営浅草線ルート(品川経由)
    3. 乗り換えた方が早い場合もある
  4. 横浜から浅草まで直通バスはある?
    1. 高速バスや路線バスの直通便は存在しない理由
    2. 実際の所要時間と運賃を比較|電車ルートが現実的
  5. 横浜〜浅草間の移動におすすめのICカード・きっぷ
    1. ICカード利用が基本|Suica・PASMOでスムーズに乗車
    2. 都営まるごときっぷや休日おでかけパスの活用術
    3. フリーきっぷを使えば、浅草観光もお得に
  6. 浅草駅に着いてからの移動|観光地までのアクセス方法
    1. 都営浅草線「浅草駅」から浅草寺までは徒歩5分
    2. 銀座線・東武線の「浅草駅」と間違えないように注意
  7. まとめ|直通ルートはあるが時間と本数に要注意

横浜駅から浅草駅へは直通電車がある|ただし本数には注意

神奈川県の横浜駅から東京都の浅草駅へは、京急線から都営浅草線へ直通運転される電車を利用すれば、乗り換えなしで到着可能です。

特急やエアポート快特などが浅草方面まで直通する便利なルートですが、すべての時間帯に走っているわけではありません。時間帯によっては本数が少なく、待ち時間が発生する場合もあるため、あらかじめ時刻表の確認が大切です。

なお、出発前に少し時間がある場合は、横浜駅周辺で暇つぶしできるスポットをチェックしておくのもおすすめです。一人でも気軽に立ち寄れる無料スポットや快適な過ごし方を紹介しています。

また、喫煙者の方は、駅周辺で利用できる横浜駅の喫煙所情報も確認しておくと安心です。西口・東口に分かれた屋内外の喫煙所がまとめられており、スムーズな移動ができます。

京急線 内容
昼間(日中)の本数 約20分に1本(1時間に2〜3本)
浅草直通の割合 直通は1時間に1〜2本程度のみ
土日・祝日 土日の昼間は本数が減少

乗り換えなしで行ける!京急〜都営浅草線の直通ルート

神奈川県の横浜駅から「京急本線」に乗車し、都営浅草線へと直通するルートで浅草駅まで乗り換えなしで行くことができます。具体的には、京急の「青砥行き」や「印旛日本医大行き」に乗れば、泉岳寺を経由して都営浅草線にそのまま接続されます。

所要時間:約45分〜60分(時間帯により異なる)
運賃:合計約620円(IC利用時:京急→都営浅草線)

京急線は本数がやや少ないのがデメリット|時刻表の確認が必須

直通運転は限られた本数のみの運行で、日中や深夜は特に少なくなります。時刻表やアプリを事前に確認しておくと、スムーズな移動が可能です。

平日と土日でダイヤが異なる|朝と夜の直通本数に差

直通運転の本数は、平日と土日で運行スケジュールが異なります。特に通勤時間帯やイベント開催日には多少本数が増えますが、それ以外の時間帯は直通が来ないこともあります。朝夕は混雑もあるため、発車時刻の事前確認が欠かせません。

青砥・印旛日本医大行きを狙えば浅草まで乗換なし

横浜駅のホームで「青砥行き」「印旛日本医大行き」と表示された電車を見つけたら、乗り換えなしで浅草駅まで行けるチャンスです。泉岳寺で都営浅草線に切り替わりますが、同一車両での運行なのでそのまま乗車していればOKです。

自由席感覚で使える!座って行ける可能性も高いルート

京急〜浅草線の直通電車は、特急や急行であっても追加料金なしで利用可能です。横浜・浦賀など遠方からの発車になるため、時間帯によっては着席できる可能性が高いのも魅力です。荷物が多い日や長距離移動にも向いています。

乗り換えた方が早い時間帯も|状況に応じて使い分けを

直通電車の待ち時間が長い場合は、JR線や東急線を活用した乗り換えルートの方が早く到着できることもあります。混雑状況や急ぎの予定に応じて柔軟にルートを選びましょう。

横浜駅での乗り場はどこ?京急線のホーム案内

横浜駅から浅草駅へ直通でアクセスする場合、利用するのは京急線です。とはいえ、初めての人にとっては乗り場が分かりにくいと感じることもあります。このセクションでは、京急線ホームの位置や、他路線からのスムーズな乗り換え方法について詳しく解説します。

京急線ホームの位置とアクセス方法|地下にある4・5番線

京急線の横浜駅ホームは、駅構内の地下にある「4番線・5番線」です。改札から階段を使って地下に降りる必要があるため、あらかじめホームの位置を把握しておくとスムーズです。横浜駅構内では、赤い京急の案内表示を目印に進めば迷いにくくなります。

JR・東急から京急へはどう行く?乗り換えルートの注意点

JR線や東急線から京急線に乗り換える際は、距離がやや長めのため、時間に余裕を持つのがポイントです。特にJR中央通路から京急線への乗り換えでは、エスカレーターや階段の利用が発生するため、大きな荷物を持っている場合やベビーカー利用時は注意が必要です。乗り換え所要時間はおおよそ5〜8分を見込んでおきましょう。

エアポート快特・快特の表示に注目|見分け方を解説

横浜駅から浅草方面に向かう際、狙いたいのは「エアポート快特」や「快特」といった速達タイプの電車です。電光掲示板やホームの発車案内では、青系の表示で「快特」や「エアポート快特」と書かれています。特に、印旛日本医大・成田空港・青砥行きなどの表示があれば、浅草駅まで直通で行ける可能性が高いです。

大きな荷物がある場合のルート選び|乗換距離と設備に注目

スーツケースやベビーカーなど、大きな荷物を持っている場合は、エレベーターやエスカレーターの位置を把握しておくと便利です。京急横浜駅の改札付近にはエレベーター設備が整っているため、段差を避けてホームに向かうことが可能です。JRからの移動では「みなみ通路」を使うと比較的スムーズで、階段を避けやすくなっています。

混雑する時間帯と回避のコツ|ゆったり移動したい人へ

京急線は朝の通勤時間帯(7〜9時)や夕方の帰宅ラッシュ(17〜19時)に非常に混雑します。とくに快特系の列車は混み合う傾向が強いため、ゆったり座って移動したい場合は時間をずらすか、1本見送るのも有効です。また、空港行きの電車は比較的座れることも多いため、目的地に余裕がある場合は活用してみるのも良いでしょう。

その他の行き方|乗り換えでアクセスするルート

横浜駅から浅草駅までは直通電車で行けるものの、本数が少ない時間帯や運行のないケースもあります。そんなときは乗り換えを含めたアクセスルートを検討すると、移動がスムーズになります。ここでは主要な2ルートと、状況によっては乗り換えた方が早いケースについて解説します。

① 東急東横線・東京メトロ銀座線ルート(渋谷経由)

横浜駅から東急東横線で渋谷駅へ向かい、そこから東京メトロ銀座線に乗り換えて浅草駅へ向かうルートです。渋谷までは急行で約25分、銀座線への乗り換えも構内で完結するためスムーズです。浅草駅までは合計で約50分〜55分が目安となり、乗り換えは1回のみ。銀座線は観光地を通るため混雑する時間帯もありますが、本数が多く安定した移動が可能です。

② JR京浜東北線・都営浅草線ルート(品川経由)

横浜駅からJR京浜東北線(または東海道線)で品川駅へ移動し、そこから都営浅草線に乗り換えるルートです。品川までは約20分、浅草線に乗り換えて浅草駅までは約30分ほどかかります。JRと地下鉄を組み合わせたルートのため、初めての方には乗り換え案内がやや分かりにくい部分もありますが、運行本数は多く、時間帯を選ばず利用しやすいのが魅力です。

乗り換えた方が早い場合もある

直通電車は便利な一方、待ち時間が長くなることもあるため、タイミングによっては乗り換えルートの方が早く到着できることもあります。特に日中や夜間は直通の本数が限られるため、リアルタイムで乗換案内アプリなどを使い、所要時間を比較して選ぶのがおすすめです。快適さよりスピードを優先したい場合は、乗り換えルートが有利になるケースもあります。

横浜から浅草まで直通バスはある?

横浜から浅草への移動手段として、電車が一般的ですが、直通のバス路線は存在するのでしょうか。観光や大きな荷物を持っての移動を考えている方にとって、バスの利便性は気になるところです。ここでは、バスの有無や理由、そして電車との比較を解説します。

高速バスや路線バスの直通便は存在しない理由

結論から言うと、現在のところ横浜駅から浅草駅までを結ぶ直通の高速バスや路線バスは運行されていません。その理由は、都心部を横断する移動が交通渋滞の影響を受けやすく、所要時間が安定しにくいためです。また、横浜〜東京間には既に多数の電車路線が整備されており、時間・利便性ともに電車の方が優れていると判断されていることも要因です。

実際の所要時間と運賃を比較|電車ルートが現実的

仮に浅草周辺に向かう高速バスを乗り継いだとしても、渋谷・新橋などを経由することになり、乗換や待ち時間を含めて1時間半〜2時間以上かかるケースがほとんどです。運賃も1,000円前後となり、効率はあまりよくありません。

一方、京急〜都営浅草線の直通ルートを利用すれば、最短で45分程度で到着し、運賃はIC利用で約620円、きっぷ利用で約630円前後です。時間の正確さと快適性を考えれば、電車移動が現実的な選択肢です。

横浜〜浅草間の移動におすすめのICカード・きっぷ

横浜駅から浅草駅への移動では、ICカードやお得なきっぷを上手に活用することで、料金の精算をスムーズにしながら交通費の節約も狙えます。普段使いにはSuicaやPASMOが便利ですが、観光目的の移動であれば、都内の交通機関を1日乗り放題で利用できるきっぷも検討する価値があります。目的や移動範囲に応じて、最適な乗車方法を選びましょう。

ICカード利用が基本|Suica・PASMOでスムーズに乗車

横浜〜浅草間を移動する多くの人が利用しているのが、SuicaやPASMOなどのICカードです。改札をタッチするだけで乗車・精算が可能なため、乗り換えが発生するルートでも煩雑な切符購入の手間が省けます。また、ICカードにはチャージ残高を確認できるアプリもあり、事前に残高を確認しておけば安心です。

京急線から都営浅草線へ直通運転する電車も含め、すべての経路でICカードが利用できるため、移動が格段にスムーズになります。

都営まるごときっぷや休日おでかけパスの活用術

きっぷ名 料金 利用日 特徴
都営まるごときっぷ 大人700円
小児350円
通年(1日) 都営地下鉄・バス・都電などが1日乗り放題(浅草周辺の散策に便利)
休日おでかけパス 大人2,720円 土日祝のみ JR東日本の広いエリアに対応(横浜~都内間の移動に最適)

フリーきっぷを使えば、浅草観光もお得に

横浜〜浅草間を移動する際は、1日乗車券の活用で交通費を節約できます。特に複数の電車やバスを乗り継ぐ観光日には便利です。

  • 都営まるごときっぷ(700円)
    都営地下鉄やバス、都電などが1日乗り放題。浅草周辺をじっくり観光したい日に最適です。

  • 休日おでかけパス(2,720円)
    JR在来線やモノレール・りんかい線など広範囲に対応。横浜〜都内を何度も行き来する人に向いています。

どちらも券売機やスマホアプリで購入可能。移動範囲や行き先に応じて、最適なきっぷを選びましょう。

浅草駅に着いてからの移動|観光地までのアクセス方法

横浜駅から無事に浅草駅に到着したら、いよいよ観光のスタートです。とはいえ、浅草駅は複数の路線が交差しており、初めての方は「どの出口から行けばいいの?」と迷ってしまうことも。特に浅草寺や雷門など人気の観光スポットへ向かうには、路線ごとの位置関係を把握しておくとスムーズです。

都営浅草線「浅草駅」から浅草寺までは徒歩5分

都営浅草線の浅草駅で下車した場合、浅草寺までは徒歩約5分。A4出口を出て、雷門通りをまっすぐ進めば迷うことなく到着します。荷物が多い場合でも歩道が広く、アクセスしやすいルートです。特に直通電車で横浜方面から来た方は、このルートが便利です。

銀座線・東武線の「浅草駅」と間違えないように注意

浅草には「浅草駅」という名の駅が複数あります。都営浅草線のほかに、東京メトロ銀座線東武スカイツリーラインにも浅草駅があり、出口や位置が微妙に異なります。目的地によって最適な出口が変わるため、駅構内の案内や看板をよく確認しましょう。雷門や仲見世通りに向かうなら「銀座線の1番出口」がベストです。

まとめ|直通ルートはあるが時間と本数に要注意

横浜駅から浅草駅までは、東急東横線と東京メトロ日比谷線を利用すれば乗り換えなしで行ける直通ルートがあります。乗り換えの手間がなく便利ですが、直通運転される本数は限られているため、事前に時刻表を確認しておくと安心です。

一方で、JR線や東京メトロ銀座線などを利用する乗換ルートは本数が多く、時間帯を選ばずに柔軟に移動できるのが利点です。目的や移動のタイミングに応じて、最適なアクセス方法を選びましょう。

また、観光で訪れる場合はフリーきっぷや1日乗車券を活用することで交通費を節約できます。ルートとあわせて、移動にかかるコストや利便性も含めて比較するのがおすすめです。