都心から電車で約1時間、湘南の海風とローカルな時間が流れる街「茅ヶ崎」。
鎌倉や江の島ほどの混雑はなく、それでいて「THE 湘南」な絶景や最新グルメが詰まっているため、実は大人の日帰り旅行に最適な穴場スポットです。
「車なしでも楽しめる?」「効率よく回るルートは?」そんな疑問にお答えします。
本記事では、湘南在住の筆者が提案する「絶対に外さない茅ヶ崎観光モデルコース」を、ドライブ派と電車・レンタサイクル派に分けて徹底解説します。
湘南茅ヶ崎観光が人気の理由!サザンビーチや道の駅など4つの魅力

湘南エリアには数多くの観光地がありますが、その中でも近年、茅ヶ崎が圧倒的に支持されている理由があります。
単なる海水浴場としてだけでなく、ライフスタイルを感じられる街としての魅力が再評価されているのです。
まずは、鎌倉や江の島とは違う、茅ヶ崎観光ならではのメリットと、訪れるべきタイミングについて深掘りします。
鎌倉・江の島にはない「ローカル感」と落ち着き
週末の鎌倉や江の島は、歩くのも大変なほど観光客で混雑することが日常茶飯事です。
一方、茅ヶ崎は観光地でありながらも、地元の人々の生活が息づくエリアです。
海沿いをゴールデンレトリバーと散歩する人、サーフボードを小脇に抱えて自転車を漕ぐ人。
そんな「湘南の日常」に溶け込むような旅ができるのが最大の魅力です。
人混みに疲れることなく、海を眺めてリフレッシュしたい人にはうってつけの場所と言えます。
電車でも車でもアクセス抜群の好立地
都心からのアクセスが非常に良好で、思い立ったらすぐ行ける距離感が魅力です。
電車ならJR東海道線や湘南新宿ラインで、東京駅や新宿駅から乗り換えなしで約55分〜1時間。
車なら新湘南バイパスや圏央道を使えば、インターチェンジを降りてすぐに海エリアに到着します。
朝少しゆっくり出発しても、午前中には海辺のカフェでブランチを楽しめる、この気軽さが日帰り旅行に最適です。
新名所「道の駅」と定番「サザンビーチ」の融合
かつては「海しかない」と言われることもありましたが、現在は状況が大きく変わりました。
2025年にオープンした「道の駅 湘南ちがさき」という新たな大型観光拠点と、定番の「サザンビーチ」や「サザン通り商店街」が見事に共存しています。
最新のグルメスポットでトレンドを楽しみつつ、昔ながらの老舗巡りもできる。
新旧の魅力を一度に楽しめるため、カップルからファミリー、シニア世代まで満足度の高い一日を過ごせます。
坂道が少なく「レンタサイクル」との相性が抜群
茅ヶ崎市内は、海側から駅周辺にかけて平坦な道が続いています。
そのため、自転車での移動が驚くほど快適で、街全体がサイクリングタウンとして機能しています。
「HELLO CYCLING」などのシェアサイクルポートが市内各所に設置されており、乗り捨ても自由自在。
車では入れないような路地裏のカフェや、海沿いのサイクリングロードを風を切って走る体験は、茅ヶ崎観光の醍醐味です。
【車派】湘南を満喫!ドライブで巡る茅ヶ崎観光モデルコース
車で訪れるなら、行動範囲を広げて「道の駅」から「海」、そして「温泉」までフルコースで楽しみましょう。
駐車場の場所や移動時間を考慮した、無駄のない最強の日帰りルートをご提案します。
荷物が多くなっても安心なので、湘南茅ヶ崎道の駅のテナント一覧やグルメをチェックして、お土産爆買いも想定に入れたプランです。
10:00 新ランドマーク「道の駅 湘南ちがさき」へ直行
まずは、混雑する前に「道の駅 湘南ちがさき」へ向かいましょう。
新湘南バイパス「茅ヶ崎海岸IC」の目の前という好立地です。
ここで早めのランチや、新鮮な朝採れ野菜のショッピングを楽しみます。
特に人気の「なんどき牧場の茅ヶ崎メンチ」や「生しらす丼」は、昼過ぎには行列ができることもあるため、午前中の訪問が鉄則です。
購入したお土産は車に積んでおけるので、温度管理が必要な生鮮食品も安心して購入できます。
13:00 国道134号線をドライブ&サザンビーチ散策
お腹が満たされたら、湘南の代名詞である国道134号線をドライブします。
窓を開ければ潮の香りが入ってきて、BGMはもちろんサザンオールスターズで決まりです。
「サザンビーチちがさき」の駐車場に車を停めて、有名な「サザンC」のモニュメントで記念撮影を。
天気が良ければ、海の向こうに「えぼし岩」と「伊豆大島」がくっきりと見えます。
ビーチ沿いにはお洒落なカフェが点在しているので、テラス席でコーヒーブレイクもおすすめです。
15:30 鉄砲道(てっぽうみち)でお洒落雑貨巡り
海から少し内陸に入った通り「鉄砲道」は、湘南らしいお洒落な雑貨屋やパン屋が並ぶストリートです。
ハワイアンジュエリーのショップや、こだわりの輸入雑貨店など、車を停めて少し歩くだけで素敵な出会いがあります。
自分へのお土産や、インテリア雑貨を探すならこのエリアが一番です。
17:30 絶景サンセットと日帰り温泉「竜泉寺の湯」
遊び疲れた体を癒すなら、日帰り温泉施設へ。
茅ヶ崎には「竜泉寺の湯 湘南茅ヶ崎店」などの大型スパ施設があります。
露天風呂から富士山を眺めたり、岩盤浴でリラックスしたり。
お風呂上がりには、施設内の食事処で夕食を済ませてしまえば、帰宅してからは寝るだけという完璧なプランです。
| 10:00 | 道の駅 湘南ちがさき到着 野菜購入&早めのランチ(生しらす丼など) |
| 13:00 | サザンビーチ散策 Cモニュメント撮影&カフェ休憩 |
| 15:30 | 鉄砲道で雑貨屋巡り お洒落なショップでお買い物 |
| 17:30 | 竜泉寺の湯 温泉&夕食でリラックスタイム |
| 20:00 | 帰路へ 新湘南バイパスからスムーズに帰宅 |
【電車派】自転車で巡る!茅ヶ崎観光モデルコース
茅ヶ崎の空気感を肌で感じたいなら、電車と自転車の組み合わせが最強です。
駅周辺や海沿いにはシェアサイクルのステーションが充実しており、スマホ一つで簡単に利用できます。
車では入れないような「路地裏」や「海岸線のサイクリングロード」を楽しめるのが、このコースの醍醐味です。
10:30 茅ヶ崎駅南口で自転車をレンタル
JR茅ヶ崎駅の南口に降り立ったら、まずは観光案内所へ。
ここで最新のマップを入手し、近くのポートで自転車を借ります。
目指すは海方面へ伸びる「雄三通り」や「サザン通り」。
道中には、サーファー御用達のお洒落なベーカリーやコーヒーショップが点在しており、気になったお店に気軽に立ち寄れるのが自転車旅の良さです。
11:30 サザン通りで「しらす」や「カフェ飯」ランチ
海に出る手前、サザン通り商店街でランチタイムです。
老舗の魚屋さんが営む定食屋で海鮮丼を食べるもよし、ハワイアンカフェでパンケーキやハンバーガーを食べるもよし。
特に「えぼし岩」をモチーフにしたメニューや、サザンオールスターズの曲名がついたカクテルなどを提供するお店もあり、ファンにはたまりません。
人気店は予約ができない場合もあるので、少し早めの入店がおすすめです。
13:30 潮風を感じる「海岸サイクリング」
お腹がいっぱいになったら、海沿いのサイクリングロードへ。
柳島方面から江の島方面まで、信号のない遊歩道が続いています。
左手には防砂林の緑、右手には広大な相模湾。
このコントラストの中を走り抜ける爽快感は、他では味わえない体験です。
途中、ヘッドランドビーチ(Tバー)で自転車を停めて、砂浜に座って海を眺める時間も贅沢です。
15:00 おやつ:Plenty’s(プレンティーズ)のアイスクリーム
茅ヶ崎観光で外せないのが、地元で愛されるアイスクリーム店「Plenty’s」です。
テレビチャンピオンでも優勝した実力派で、マイナス20度の大理石の上でアイスとフルーツやお菓子を混ぜ合わせる「まぜまぜアイス」が大人気。
自分だけのオリジナルフレーバーを作って、テイクアウトして海辺で食べる。
これこそが、茅ヶ崎流の休日の過ごし方です。
| 10:30 | 茅ヶ崎駅到着 レンタサイクルを借りて出発 |
| 11:30 | サザン通りランチ 海鮮定食またはハワイアンランチ |
| 13:30 | 海岸サイクリング サイクリングロードを快走 |
| 15:00 | Plenty’sで休憩 名物アイスクリームを堪能 |
| 16:30 | 駅ビル「ラスカ」でお土産 自転車を返却してショッピング |
茅ヶ崎観光で絶対に寄りたい!定番&穴場スポット4選
どのルートを選ぶにしても、ここだけは押さえておきたいという定番スポットをご紹介します。
写真映えスポットとしても優秀なので、カメラやスマホの準備をお忘れなく。
季節を問わず楽しめる場所を厳選しました。
縁結びの聖地「サザンC」モニュメント
サザンビーチちがさきのシンボルである「C」の形をしたモニュメント。
Cの切れ目に立つと円(縁)が繋がることから、縁結びのスポットとしても有名です。
中央に「えぼし岩」を入れて写真を撮るのが定番の構図。
夕暮れ時にはCの中に夕日が沈むような幻想的な写真を撮ることもできます。
海に浮かぶシンボル「えぼし岩(烏帽子岩)」
茅ヶ崎の海のどこからでも見える、独特の形をした岩。
歌詞にも度々登場する茅ヶ崎の魂とも言える存在です。
海岸から眺めるのが一般的ですが、実は漁港から出ている「えぼし岩周遊船」に乗れば、すぐ近くまで行くことができます。
時間がある方は、船上からの迫力ある景色を楽しんでみるのもおすすめです。
商売繁盛と八方除け「鶴嶺八幡宮」などの神社仏閣
海だけでなく、歴史ある神社も点在しています。
特に「鶴嶺八幡宮(つるみねはちまんぐう)」は、源氏ゆかりの古社として知られ、参道の松並木は見事な景観を誇ります。
また、隣接する寒川町にはなりますが、全国的に有名な「寒川神社(八方除け)」も車ならすぐの距離です。
午前中に神社でお参りをして心を整え、午後は海で開放的な気分に浸るというコースも人気です。
アートと文化に触れる「茅ヶ崎市美術館」
雨の日や、静かに過ごしたい時におすすめなのが「茅ヶ崎市美術館」です。
緑豊かな「高砂緑地」の中にあり、茅ヶ崎ゆかりの作家の作品を中心に展示されています。
館内のカフェも非常にクオリティが高く、大きな窓から庭園を眺めながらいただくコーヒーは格別。
海だけでない、文化的な茅ヶ崎の一面に触れることができます。
失敗しないための茅ヶ崎観光アドバイス&FAQ
楽しい日帰り旅行にするために、事前に知っておくべき注意点をまとめました。
特に湘南エリア特有の交通事情や、天候に関するポイントは重要です。
これを知っているだけで、当日のスムーズさが格段に変わります。
国道134号線の渋滞対策はどうすればいい?
海沿いを走る国道134号線は、週末や夏場は激しく渋滞します。
特に夕方、江の島方面へ向かう車線は全く動かなくなることもあります。
帰りのルートは、早めに内陸側の「鉄砲道」や「国道1号線」に抜けるか、新湘南バイパスを利用するのが賢明です。
道の駅でリアルタイムの交通情報をチェックしてから出発しましょう。
海辺での食事注意点!トンビ(トビ)対策
海辺で食べ歩きをする際に、最も気をつけなければならないのが「トンビ」です。
上空から常に食べ物を狙っており、手に持ったサンドイッチやハンバーガーを一瞬でさらっていきます。
怪我をする恐れもあるため、食事は屋根のある場所や、パラソルの下でとるようにしましょう。
背後から音がせずに近づいてくるため、油断大敵です。
レンタサイクルのアプリ登録は事前に
シェアサイクルを利用する場合、現地でアプリをダウンロードして登録するのは意外と時間がかかります。
事前に「HELLO CYCLING」などのアプリをインストールし、クレカ等の決済登録まで済ませておきましょう。
また、天気の良い週末は自転車が出払ってしまうこともあります。
アプリ上で予約が可能なため、茅ヶ崎に向かう電車の中で予約を済ませておくと安心です。
雨の日でも楽しめますか?
茅ヶ崎はアウトドアなイメージが強いですが、雨の日でも十分に楽しめます。
「道の駅 湘南ちがさき」は屋内施設ですし、駅直結の「ラスカ茅ヶ崎」でのショッピングや、「イオンシネマ」での映画鑑賞も可能です。
また、先ほど紹介した「茅ヶ崎市美術館」や、陶芸体験ができる工房なども点在しています。
雨の日ならではの、静かでしっとりとした茅ヶ崎時間を過ごすのも悪くありません。
湘南茅ヶ崎で「暮らすような旅」を楽しもう
茅ヶ崎の日帰り観光は、有名な観光地をスタンプラリーのように回る旅とは少し違います。
海風を感じながら自転車を漕ぎ、地元の美味しい野菜や魚を食べ、夕日を眺めてぼーっとする。
そんな「湘南での暮らし」を体験できるのが最大の魅力です。
2025年に誕生した道の駅という新しい魅力も加わり、ますます楽しみ方が広がりました。
次の休日は、ぜひスニーカーを履いて、カメラを持って、茅ヶ崎へ出かけてみてください。
きっと、心も体もリフレッシュできる素敵な一日になるはずです。

