神奈川県の相模原市役所を利用する前に、駐車場の無料時間や料金、そして土日の営業時間を正しく把握しておくと、ムダな待ち時間や想定外の出費を防げます。
本記事では「相模原市役所の駐車場の無料と料金」と「相模原市役所の営業時間の土日」を中心に、初めての人でも迷わないように要点をわかりやすく整理します。
相模原市役所の駐車場の料金は?無料時間と土日の営業時間も解説!
神奈川の相模原市役所周辺の駐車場は「最初の1時間は無料」で、その後は時間帯や曜日に応じて有料となる仕組みです。
特に平日と土日祝では上限料金の有無が異なり、滞在予定によって支払い額が大きく変わります。
また、市の窓口利用など一定の用件では、1時間を超えても認証により無料となるケースがあります。
出庫前の認証手続きが必要な点も含め、具体的な条件を確認して上手に活用しましょう。
あわせて、免許更新や住所変更、車庫証明の予定がある人は、手続きの受付時間と営業日をまとめた相模原警察署の免許更新の記事もチェックしておくと動線計画が立てやすくなります。
来庁前後の食事場所を探すなら、駅近の個人店をまとめた相模原駅の安いランチ9選と夜の個室居酒屋も参考にしてください。
相模原市役所の基本情報
| 名称 | 相模原市役所 本庁舎 |
|---|---|
| 住所 | 〒252-5277 神奈川県相模原市中央区中央2-11-15 |
| 電話 | 042-754-1111(代表) |
| 開庁時間(平日) | 8:30~17:00 |
| 休庁日 | 土・日・祝、年末年始(12/29~1/3) |
| 土曜開庁 | 毎月第2・第4土曜 8:30~12:00(対象業務のみ) |
| アクセス(徒歩) | JR横浜線「相模原駅」南口から約15分 |
| アクセス(バス) | JR相模原駅南口発 → 「市役所前」下車すぐ |
| 駐車場 | 最初の1時間無料/以降 昼60分200円・夜60分100円/土日祝は当日上限800円 |
無料条件の仕組み
相模原市役所の駐車場は入庫から「1時間まで無料」です。1時間を超えると課金対象になりますが、すべての人が直ちに有料になるわけではありません。
市の窓口での相談や手続きで混雑により時間超過した場合や、市の依頼で会議等に出席した場合、議会や審議会を傍聴した場合、中央メディカルセンターの休日や夜間診療を利用した場合などは、駐車券への押印と認証機での処理により無料となる取り扱いがあります。
これらは押印だけでは適用されず、必ず認証機での処理まで完了させる必要があります。
料金の目安
1時間を超えた場合の基本料金は、日中の8:00~20:00が60分200円、夜間の20:00~8:00が60分100円です。
土日祝に限っては「当日1日最大800円」の上限が設定されているため、長時間の滞在でも一定額以上はかかりません。
平日はこの上限が適用されないため、長時間の用件は土日祝に振り替えると費用を抑えやすくなります。
駐車時間がまたぐケースは、無料1時間を差し引いた後に時間帯単価で積算されます。
| 区分 | 時間帯 | 単価・上限 |
|---|---|---|
| 日中料金 | 8:00~20:00 | 60分ごとに200円 |
| 夜間料金 | 20:00~8:00 | 60分ごとに100円 |
| 土日祝の上限 | 当日(0:00~24:00) | 最大800円 |
| 無料時間 | 入庫~1時間 | 全日共通(条件により超過も無料可) |
土日と平日の違い
料金の考え方で最も差が出るのが「上限料金の有無」です。土日祝は当日1日上限800円が適用されるのに対し、平日は上限がないため、2時間超の滞在が増えると土日祝との差が広がります。
週末に各課窓口の一部が開く時間帯に合わせて訪問すると、上限の恩恵を受けつつ用件を済ませやすくなります。
費用面だけでなく混雑緩和にもつながるため、時間に融通が利く人は週末の活用を検討しましょう。
- 土日祝は当日上限800円で費用が読みやすい
- 平日は上限なしのため長時間は割高になりやすい
- 用件が短時間なら平日でも無料1時間内で収まることが多い
- 週末の開庁時間に合わせれば費用と混雑のバランスが取りやすい
認証の手続き
1時間を超えても無料にできる対象に当てはまる場合は、必ず「駐車券を窓口担当者へ渡して押印を受ける」そして「認証機のある場所で認証を行う」という二段階を踏みます。
押印だけでは無料にならず、認証機での処理が欠かせません。
会議出席や傍聴などの主催や所管が市であること、医療機関の休日や夜間診療の利用であることなど、対象と認められる要件を事前に把握しておくとスムーズです。
用件終了後すぐに手続きすることで、出庫時の混雑も避けられます。
注意点
相模原市民まつり等の大規模イベント開催時には、周辺駐車場が一時閉鎖される場合があります。
また、バスなどの大型車やバイクは利用できないため、該当する車種は近隣の民間駐車場を検討しましょう。
24時間営業であっても、一部の関連駐車場では運用が異なることがあるため、現地の案内表示や公式情報を事前確認しておくと安心です。
混雑が予想される日程は、公共交通機関の利用も前向きに検討すると良いでしょう。
- イベント時は臨時閉鎖の可能性あり
- 大型車・バイクは駐車不可
- 表示や案内に従い最新情報を確認
- 混雑日は公共交通機関の利用が有効
相模原市役所の土曜開庁と日曜の受付を正しく理解する
相模原市役所は土日祝に全面開庁しているわけではありません。毎月第2・第4土曜日の午前8時30分~正午のみ、一部の窓口を限定的に開けています。
開庁場所や取り扱い業務は平日とは範囲が異なり、住民票や戸籍関係、印鑑登録などの基本手続きが中心です。
日曜や祝日は原則閉庁で、時間外の届出は専用窓口や電話予約等の別手段が案内されています。来庁前に「いつ、どこが、何を扱うか」を確認することが重要です。
なお、市役所とあわせて周辺施設を利用する人は、次の記事も参考にすると動線計画や所要時間の見積もりがしやすくなります。
周辺施設の詳細は、相模原市民会館の座席の見え方・キャパやあじさい会館との違いもチェックしておくと便利です。
土曜の開庁
第2・第4土曜日は、中央区役所区民課の本庁舎内と、緑区役所区民課、南区役所区民課、そして国保年金課が午前8時30分~正午で開庁します。
祝日と重なる場合も実施されますが、他自治体確認が必要な手続きなどは取り扱えないことがあります。
短い開庁時間のため、必要書類の事前準備と到着時間の逆算が成功のカギです。駐車場の土日上限と併せて活用すると、コストと時間を両立しやすくなります。
| 開庁日 | 時間 | 主な場所 |
|---|---|---|
| 第2・第4土曜日 | 8:30~12:00 | 中央・緑・南の各区民課/国保年金課 |
| 祝日が重なる土曜 | 同上 | 一部業務は対象外の場合あり |
できる手続き
土曜開庁で可能な手続きは、住民票や戸籍や印鑑登録の証明発行、住民異動の転入や転出や転居、戸籍届、印鑑登録、さがみはらカード申請などが中心です。
緑区と南区の区民課では国民健康保険や児童手当の申請も扱います。一方、市税証明や国民年金関連、後期高齢者医療、国保税の納税相談などは取り扱い対象外です。
対象と非対象を事前に切り分け、来庁目的をはっきりさせると、短時間の中でもスムーズに完了できます。
- 証明書発行(住民票・戸籍・印鑑)
- 住民異動や戸籍届や印鑑登録
- 緑区と南区のみ:国保や児童手当の申請
- 非対象:市税証明や国民年金などの一部業務
日曜と祝日
日曜や祝日は原則閉庁のため、証明取得や異動届などは土曜開庁日か平日に行う必要があります。
ただし、戸籍届の一部や埋火葬許可関連など、時間外や休日でも受け付ける体制が案内されている分野もあります。
緊急性の高い手続きは時間外や休日などの窓口案内を確認し、持参書類と受付場所を事前にチェックしましょう。
相模原市役所へのアクセス!徒歩・バス・車
相模原市役所は公共交通と自動車の双方でアクセスしやすい立地にあります。平日昼間は周辺道路が混みやすく、来庁タイミングにより所要時間が変動します。
無料1時間を活用するなら、必要な窓口の場所と動線を先に確認し、庁舎内の移動を最短化するのがコツです。週末は上限800円のため、複数手続きをまとめて行う来庁にも向いています。
遅い時間帯は夜間料金が安くなるので、書類受け取りのみなど短時間作業なら夜間帯の活用も検討できます。
| 最寄り駅 | JR横浜線・相模原駅「南口」 |
|---|---|
| 徒歩 | 約15分 |
| バス停 | 「市役所前」(相模原市中央区)下車すぐ |
| 駅→市役所 バス系統 | 相12(上溝行)/相05(相模大野駅北口行)/相21(小田急相模原駅行)/相25(相模大野駅北口行) |
| 乗場(相模原駅南口) | 相12=6番/相05=1番/相21=2番/相25=2番 |
| バス時間 | 約5~8分(交通状況により変動) |
公共交通
公共交通を使う最大の利点は、イベント時や混雑日の駐車場確保リスクを避けられることです。
庁舎到着後は案内板で目的課の位置を把握し、エレベーターや階段の位置取りを意識すると移動がスムーズです。
証明書の申請と受け取りが分かれる場合は、呼び出し番号や掲示モニターの確認をこまめに行うと滞在時間を短縮できます。
徒歩移動が多い人は、荷物を最小限にして身軽に動けるよう準備しましょう。
- 混雑やイベント時の駐車場不足を回避
- 到着後は目的課の位置を先に確認
- 呼び出し番号の掲示を随時チェック
- 荷物は最小限で機動力を確保
車のアクセス
車で来る場合は、無料1時間を軸に動線設計すると無駄がありません。
平日の長時間滞在は上限がないため、可能なら土日祝に用件をまとめると費用面で有利です。
複数課を回る日は、窓口の混雑状況に応じて順番を柔軟に入れ替え、待ち時間の長い手続きは先に番号を取り、短時間の用件を間に挟むと効率的です。
出庫直前の精算や認証は混みやすいので、手続きの区切りごとに認証場所を確認して動くのが安全です。
来庁のコツ
所要時間と費用の両面で得するには、来庁目的に合わせた交通手段と時間帯の選択が重要です。
平日昼なら公共交通、長時間になりそうなら土日祝、短時間の受け取りだけなら夜間帯が狙い目です。
下表のように目的別に決めておくと、迷いなく行動できます。
| 目的 | おすすめ手段 | おすすめ時間帯 |
|---|---|---|
| 証明取得のみ | 公共交通 | 午前の早い時間 |
| 複数手続き | 自動車 | 土日祝の開庁枠 |
| 受け取りのみ | 自動車 | 夜間(平日20時以降) |
節約術
駐車料金と時間を節約するには、無料1時間の使い方と、土日祝の上限800円の活用が鍵です。先に必要書類をそろえて申請を一気に済ませ、受け取りを後回しにしないのがポイントです。
出庫前認証の待ち列を避けるには、用件が終わった段階で認証機の位置を確認しておくと安心です。イベント時の臨時閉鎖リスクもあるため、代替案を持っておきましょう。
無料1時間の使い方
最初の1時間で用件を完了できるよう、来庁前に必要事項を記入し、証明書の発行と受取カウンターの位置を把握しておくと時短につながります。
番号札の発行直後に他のフロアへ移動する場合は呼び出しの見逃しに注意し、携帯のバイブや掲示モニターをこまめに確認しましょう。
もし1時間を超えそうなら、対象要件に該当するかを確認し、該当する場合は押印と認証の手続きを忘れずに行えば負担をゼロにできます。
- 申請書は事前に記入と準備
- 窓口の位置と呼び出し方法を確認
- 1時間超過時は対象要件と認証を必ず確認
- 出庫前の混雑を想定して早めに行動
上限の活用
複数の手続きをまとめて行う日は、土日祝の上限800円が有効です。午前中の早い時間に来庁しても費用が跳ね上がらないため、滞在時間を気にせず丁寧に確認できます。
特に第2や第4土曜の開庁枠に合わせれば、平日に分散して発生する駐車料金や移動時間を一本化でき、総コストの削減につながります。
手続きの優先順位を決めて、待ち時間が長い窓口を先に並ぶのもおすすめです。
民間駐車場の選択
庁舎周辺の混雑や閉鎖の可能性がある日は、近隣の民間駐車場を候補に入れておくと安心です。
市役所から徒歩圏のコインパーキングでも、同様に最初の1時間無料や土日祝の上限設定が設けられている場所があります。
公式駐車場が満車のときに備え、位置と料金体系を事前に把握しておくことで、当日の移動ロスを削減できます。
上限があるか、精算方法がキャッシュレスに対応しているかもチェックポイントです。
| 比較軸 | 庁舎駐車場 | 民間駐車場 |
|---|---|---|
| 無料時間 | 最初の1時間 | 施設により異なる |
| 上限料金 | 土日祝のみ800円 | 施設により設定あり |
| 混雑や満車 | イベント時に影響大 | 選択肢が分散 |
よくある疑問
初めて訪れる人や久しぶりの人ほど、無料時間の変更点や上限の扱い、土曜開庁の対象業務などで迷いがちです。
ここではよくある疑問を整理し、来庁前に押さえておきたいポイントをまとめます。
料金は「入庫から1時間無料、その後は超過分課金」という大枠を基準に、曜日と時間帯と上限の三要素で考えると混乱しません。
無料時間はいつからいつまで
無料時間は「入庫から連続して1時間」です。かつては2時間無料でしたが、現在は1時間に変更されています。複数の用件をまたいでも、入庫時刻からのカウントに変わりはありません。
1時間を超えたときに費用を負担しないためには、市の窓口利用等の対象要件を満たし、押印と認証機での処理を完了させることが必要です。
用件の証明として駐車券を必ず渡し、出庫前に認証を済ませましょう。
土日祝の上限はどう効く
土日祝は「当日で最大800円」という上限があり、長時間の滞在でも金額が頭打ちになります。たとえば土曜の午前から夕方まで複数の用件をまとめても、支払いは800円で変わりません。
一方で日をまたぐと日数分の上限が適用され、800円×日数で計算されます。費用を最小化するなら、用件を同じ日に集約し、24:00前の出庫を意識しましょう。
- 当日内なら何時間でも最大800円
- 日をまたぐと日数分の上限に
- 平日は上限なしなので長時間は不利
- 長丁場は土日祝にまとめるのが得
土曜にできる手続きは
第2や第4土曜の午前は、住民票や戸籍や印鑑関連の証明、住民異動、戸籍届、印鑑登録などが中心です。
区により国民健康保険や児童手当の申請も可能ですが、市税証明や国民年金関連などは対象外です。
短い開庁時間に収めるため、必要書類を揃え、申請内容を事前に確認してから来庁するとスムーズです。駐車料金の上限とも相性が良いため、複数用件は土曜に集約すると効率化できます。
| 区分 | 可 | 不可 |
|---|---|---|
| 証明関係 | 住民票・戸籍・印鑑 | 市税証明 など |
| 届出・登録 | 住民異動・戸籍届・印鑑登録 | 国民年金関連 など |
| その他 | (区により)国保・児童手当申請 | 国保税の納税相談 など |
相模原市役所の駐車場と土日の開庁のまとめ
相模原市役所の駐車場は入庫から1時間無料で、超過は日中60分200円と夜間60分100円で、土日祝は1日最大800円です。
第2や第4土曜の8:30~12:00は一部窓口が開き、住民票や戸籍や印鑑関連などの手続きが可能です。
無料超過の認証条件やイベント時の臨時閉鎖などの注意点もあるため、来庁前に最新情報を公式で確認し、用件の優先順位を決めて動けば、時間も費用も無駄なく済ませられます。


