大雄山線の観光ガイド!神奈川・小田原から乗る沿線の見どころと楽しみ方を紹介

神奈川県西部を走るローカル線・大雄山線は、小田原駅から大雄山駅までを結ぶ約20分のショートトリップ路線。

沿線には、緑豊かな自然、歴史ある寺社、のんびりしたローカルな雰囲気が魅力の観光スポットが点在しています。

この記事では、観光目線で楽しむ大雄山線の見どころや、乗車のコツをわかりやすくご紹介します。

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  1. 大雄山線とは?神奈川・小田原から行けるローカル観光鉄道を紹介!
    1. 大雄山線の基本情報と路線図
    2. 起点・終点と主要駅の特徴
    3. 観光路線としての魅力と雰囲気
  2. 小田原駅から行く!大雄山線沿線のモデルルートと観光所要時間
    1. 小田原駅からの出発とアクセス方法
    2. 途中下車して楽しめる駅と見どころ
    3. 日帰りで巡るおすすめ観光ルート
  3. 神奈川県を走る大雄山線沿線の観光スポットを駅ごとに紹介!
    1. 飯田岡駅:地元商店と自然風景
    2. 相模沼田駅:静かな里山の散策拠点
    3. 大雄山駅:最乗寺への玄関口
    4. 和田河原駅:地元に愛される名水と景色
    5. 五百羅漢駅:歴史ある寺と文化の交差点
    6. 塚原駅:地元の暮らしを感じる小さな町
    7. 富士フイルム前駅:企業と自然が調和する駅
    8. 穴部駅:地元農産物と小さな祠が残る駅
  4. 大雄山線と最乗寺観光の楽しみ方
    1. 最乗寺へのアクセスと参拝の見どころ
    2. 境内の自然・紅葉・杉並木の魅力
    3. 御朱印・限定グッズのチェックポイント
  5. 小田原発!大雄山線沿線で味わうグルメ・カフェ・ご当地名物
    1. 地元食材を使ったランチや定食
    2. 名物だんご・お土産菓子を買える店
    3. 立ち寄りにぴったりなカフェ・喫茶店
  6. 小田原から乗る大雄山線のアクセス・運賃とお得な切符情報
    1. 大雄山線の乗車料金と時間の目安
    2. 小田急線・箱根登山線との乗り継ぎ
    3. 一日乗車券・観光きっぷの活用術
  7. まとめ:大雄山線でローカルな旅を満喫しよう

大雄山線とは?神奈川・小田原から行けるローカル観光鉄道を紹介!

神奈川県小田原市から南足柄市へ向かって走る「大雄山線」は、伊豆箱根鉄道が運行する全長約9.6kmのローカル線です。

観光目的のアクセス手段としても知られ、沿線には大雄山最乗寺や自然散策路など、見どころが充実。地域密着の旅情あふれる車窓風景も、乗る人を癒してくれます。

小田原観光の一環として、日帰り電車旅に組み込むのもおすすめで、駅近の名所やグルメとあわせて気軽に楽しめます。

大雄山線の基本情報と路線図

大雄山線は、神奈川県小田原市の「小田原駅」から南足柄市の「大雄山駅」までを結ぶ全長9.6kmのローカル鉄道路線です。

伊豆箱根鉄道が運行し、所要時間は約21分。通勤・通学の足としてだけでなく、沿線観光の移動手段としても親しまれています。

全10駅あり、列車は基本的に20分間隔で運行されています。乗車券は交通系ICカードにも対応しており、観光客にも使いやすい仕様です。

・全長約9.6kmのローカル線
・小田原〜大雄山を結ぶ
・ICカード利用可能

起点・終点と主要駅の特徴

起点となる小田原駅は東海道線や小田急線、箱根登山鉄道など複数路線が交差する交通のハブ。一方、終点の大雄山駅は、最乗寺へのバス接続があるほか、自然豊かなエリアへの玄関口です。

中間の五百羅漢駅や塚原駅などは、地元に根ざした雰囲気が残る無人駅で、のどかな車窓風景が楽しめます。沿線にある駅それぞれに個性があり、途中下車して散策するのも魅力のひとつです。

駅名 特徴
小田原駅 JR・小田急など乗換駅
相模沼田駅 住宅地と近隣中学校あり
大雄山駅 最乗寺行きバス接続駅
・主要駅は個性豊か
・中間駅は静かな雰囲気
・終点は観光の起点

観光路線としての魅力と雰囲気

大雄山線の車窓からは、季節ごとに変わる田園風景や山並みが広がり、短い区間ながらも旅情たっぷりの時間を味わえます。

派手な観光列車ではありませんが、昔ながらのローカル感と素朴な雰囲気が逆に新鮮です。

沿線には、大雄山最乗寺のほか、春は桜並木、秋は紅葉といった自然も豊富で、ハイキングコースや散策にもぴったり。日帰りで気軽に鉄道旅を楽しみたい人にとっては絶好のルートです。

・四季折々の景色が魅力
・のんびりしたローカル旅情
・最乗寺アクセスにも便利
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小田原駅から行く!大雄山線沿線のモデルルートと観光所要時間

神奈川県の小田原駅を起点に、南足柄市の大雄山駅までを結ぶ大雄山線は、ローカル鉄道ならではの景色と観光スポットが楽しめる路線です。

特に週末の日帰り旅や、のんびりとした自然と歴史に触れる散策ルートとして人気があります。ここでは、観光におすすめの駅や見どころ、モデルルートと所要時間の目安をご紹介します。

小田原駅からの出発とアクセス方法

大雄山線の始発駅である小田原駅は、JR東海道線・小田急線・箱根登山鉄道などの主要路線が集まるアクセス拠点です。

東京方面からのアクセスもスムーズで、電車で約1時間半程度。小田原駅の伊豆箱根鉄道ホームから乗り換えて、大雄山線の旅がスタートします。

・小田原駅から直通で便利
・都心から1時間半の旅
・乗換は駅構内でスムーズ

途中下車して楽しめる駅と見どころ

沿線には途中下車で立ち寄れる魅力的な駅がいくつかあります。五百羅漢駅では「五百羅漢寺」の歴史的な仏像群が見られ、和田河原駅では季節の花が美しい「春木径・幸せ道」へのアクセスも可能。

さらに、終点の大雄山駅からはバスで「大雄山最乗寺」へ行くことができます。

駅名 見どころ 徒歩時間
五百羅漢駅 五百羅漢寺(仏像群) 約7分
和田河原駅 春木径・季節の花 約10分
大雄山駅 最乗寺(バス接続) 約10分(バス)
・仏像寺院や花の遊歩道
・気軽な徒歩観光に最適
・バス連携で山寺も楽々

日帰りで巡るおすすめ観光ルート

大雄山線を使った日帰り観光のモデルルートとしては、午前中に小田原駅を出発→五百羅漢駅で寺院見学→昼食後に和田河原で自然散策→午後に大雄山最乗寺を参拝→小田原へ戻るルートが人気です。

全行程で3〜4時間ほどのゆったり旅。小田原駅から最乗寺往復だけなら2時間半ほどでも可能なので、予定や体力に応じて調整できます。

・日帰りで無理なく周遊
・自然と歴史を同時に体感
・電車+バスでスムーズ
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神奈川県を走る大雄山線沿線の観光スポットを駅ごとに紹介!

神奈川県小田原市から南足柄市までを結ぶローカル鉄道「大雄山線」は、沿線に歴史と自然が調和した観光スポットが点在しています。

全長約9.6kmの短い路線ながら、駅ごとに個性ある見どころがあり、女子旅にぴったりの癒しスポットや、ガイドに載らない穴場の城下町散策とも相性抜群です。

この記事では、大雄山線の主要駅ごとに、地元で親しまれる寺院や公園、グルメや自然散策などの見どころをわかりやすく紹介します。

日帰り旅でものんびり楽しめる、大人にもおすすめのコースをぜひご参考にしてください。

飯田岡駅:地元商店と自然風景

飯田岡駅は住宅地に囲まれた静かなローカル駅で、周辺には個人経営の商店や小さな飲食店が点在しています。

特に狩川沿いの散歩道は、春の桜や秋の紅葉が楽しめる地元の癒しスポット。観光地化されていない自然な風景が魅力で、ふらりと歩きたい人におすすめです。

・狩川沿いは四季が美しい
・地元商店で食べ歩き可能
・のんびり静かな住宅地

相模沼田駅:静かな里山の散策拠点

相模沼田駅は、大雄山線の中でも特にのどかな雰囲気が漂うエリア。周囲には里山の風景が広がり、ウォーキングや軽いハイキングにも最適です。

観光客の数も少なめで、静かに自然と向き合いたい人にはぴったりの駅です。

・人が少なく静かな駅
・里山の空気を感じられる
・散策向けの田園風景

大雄山駅:最乗寺への玄関口

大雄山駅は大雄山線の終点であり、名刹「大雄山最乗寺」へのアクセス拠点として知られています。

駅からはバスや徒歩で山上へ向かうことができ、多くの参拝客や観光客が利用します。最乗寺の杉並木や荘厳な本堂は圧巻のスケールで、心を落ち着けるパワースポットとしても人気です。

・最乗寺の参道が美しい
・駅からアクセス良好
・観光の中心スポット
項目 内容
最寄寺院 大雄山最乗寺
アクセス 駅からバスまたは徒歩(約30分)
おすすめ時期 紅葉・初詣シーズン

和田河原駅:地元に愛される名水と景色

和田河原駅周辺には、清らかな湧水が流れる小川や自然公園が点在し、地元の人々に親しまれています。

特に「弘法の清水」や川沿いの散策路は知る人ぞ知る癒しスポット。観光客は少ないながらも、落ち着いた自然の風景が味わえる貴重な場所です。

・名水「弘法の清水」あり
・自然豊かな癒しの散策路
・人が少なく静かに楽しめる

五百羅漢駅:歴史ある寺と文化の交差点

五百羅漢駅はその名の通り、五百羅漢像で有名な「玉宝寺」に近く、静かな寺町の雰囲気が漂います。

駅から徒歩圏内にある玉宝寺では、歴史を感じる石像群や落ち着いた境内が広がり、観光客も少なめで穴場的な存在です。駅周辺には古い街道の名残もあり、散策にも最適。

・五百羅漢像が圧巻
・落ち着いた寺町の雰囲気
・観光客が少ない穴場

塚原駅:地元の暮らしを感じる小さな町

塚原駅周辺は住宅地と田園が広がるのどかなエリアで、特に目立った観光施設はありませんが、地元の人々の穏やかな暮らしを感じられる場所です。

駅前には昔ながらの商店が残っており、ローカルな雰囲気を味わいたい人にはおすすめのエリア。

・のどかな住宅街
・地元の暮らしが身近に
・観光地化されていない良さ

富士フイルム前駅:企業と自然が調和する駅

富士フイルムの研究施設に隣接するこの駅は、ビジネス色が強い一方で、周辺には緑も多く、ウォーキングやジョギングに適したエリアとしても知られています。

駅名に特徴があり、写真愛好家や企業見学目的で訪れる人もいます。

・駅名が印象的な撮影ポイント
・企業エリアと自然が融合
・散歩に最適な緑道あり

穴部駅:地元農産物と小さな祠が残る駅

穴部駅は、小さな畑や農地に囲まれた長閑な駅で、地元の農産物直売所や野菜スタンドなども点在。

地元住民の生活感が色濃く残り、古い祠や石碑なども見どころの一つです。観光地とは異なる素朴さが魅力。

・農産物直売所が点在
・小さな祠や史跡あり
・ローカルな日常を体感
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大雄山線と最乗寺観光の楽しみ方

神奈川県小田原市からローカル線・大雄山線に乗って訪れる「最乗寺(さいじょうじ)」は、パワースポットとしても知られる天狗信仰の名刹。

山深い場所にありながらアクセスもしやすく、静寂と荘厳さが広がる空間で心身ともに癒されます。ここでは、最乗寺観光を満喫するためのポイントを解説します。

最乗寺へのアクセスと参拝の見どころ

最寄駅は大雄山線の終点「大雄山駅」。駅からは伊豆箱根バスで「道了尊」行きに乗り、約10分で到着します。バスは1時間に2〜3本運行しているため、時刻を事前にチェックしておくと安心です。

境内では「天狗の下駄」や「結界門」など、フォトスポットとしても人気の名所が点在。厳かな雰囲気の本堂では、静かに参拝する観光客の姿が多く見られます。

・駅からバスで10分ほど
・天狗信仰の霊験あらたか
・結界門と下駄が人気撮影スポット

境内の自然・紅葉・杉並木の魅力

最乗寺は四季折々の自然美でも知られており、特に秋の紅葉シーズンには色づいたモミジと苔むした石段が幻想的な風景を作り出します。

参道に並ぶ樹齢数百年の杉並木は圧巻で、まるで森林浴をしているかのような空間です。

春はシャクナゲや新緑が美しく、夏は涼を求めて訪れる人も多いため、1年を通して楽しめるスポットとなっています。

・秋は紅葉の名所として人気
・参道は杉並木で森林浴気分
・四季折々の自然を満喫できる

御朱印・限定グッズのチェックポイント

最乗寺では御朱印帳を持参する方も多く、達筆な御朱印や天狗モチーフのスタンプが人気です。

また、売店では最乗寺限定の「天狗守」やおみくじ付きの木札など、ユニークな授与品が揃っています。参拝記念やお土産にもぴったりで、観光の最後に立ち寄るのに最適な場所です。

チェック項目 内容
御朱印受付時間 9:00~16:00(変更の場合あり)
人気授与品 天狗守・開運木札・最乗寺限定おみくじ
参拝所要時間 約1〜1.5時間
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小田原発!大雄山線沿線で味わうグルメ・カフェ・ご当地名物

大雄山線沿線には、神奈川県小田原市の駅を起点に、地元の食材を活かした名物グルメや個性豊かなカフェが点在しています。

小田原駅周辺の食べ歩きグルメも魅力の一つで、旅の始まりにぴったりです。小田原名物かまぼこなど、沿線のグルメには地域文化が色濃く反映されています。

ここでは、沿線で立ち寄りやすい飲食店や人気のご当地グルメを紹介します。

地元食材を使ったランチや定食

大雄山線沿線では、地元の野菜や相模湾の魚介を使った定食・ランチが楽しめるお店が点在しています。

とくに南足柄市や大雄山駅周辺には、地元産の米・野菜・味噌などを使った「里山ごはん」スタイルの定食屋もあり、観光客からも人気です。

・地元野菜を使った定食
・家庭的な味付けが魅力
・大雄山駅周辺に多い
店舗名 主なメニュー 価格目安
和風食事処さくら 日替わり定食・煮魚 1,000円前後
足柄茶屋 味噌煮込みうどん・小鉢付定食 900円〜

名物だんご・お土産菓子を買える店

相模沼田駅や塚原駅の近くには、地元で人気の和菓子店や製菓所があり、焼き団子や最中、どら焼きといった昔ながらのお菓子がそろいます。

観光の合間に食べ歩きにもぴったりで、お土産にも喜ばれます。

・だんご・最中が定番
・地元製餡所が多い
・駅チカの小さな店が主流
店舗名 名物 場所
手づくり和菓子おかだ よもぎ団子・最中 相模沼田駅 徒歩3分
山の和菓子本舗 くるみ入りどら焼き 塚原駅近く

立ち寄りにぴったりなカフェ・喫茶店

沿線には静かな住宅街の中に溶け込むようなカフェや、昔ながらの喫茶店もあり、散策途中の休憩に最適です。

とくに飯田岡駅や和田河原駅周辺では、手作りケーキやこだわりのコーヒーを提供する小さな店舗が点在しています。

・手作りケーキが人気
・店主こだわりの空間
・駅から徒歩圏内
店名 主なメニュー 雰囲気
カフェ陽だまり チーズケーキ・ブレンド 木のぬくもりが感じられる
喫茶しらかば モーニング・あんみつ 昭和レトロな空間
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小田原から乗る大雄山線のアクセス・運賃とお得な切符情報

神奈川県小田原市から南足柄市へ向かう大雄山線は、沿線観光を楽しむうえで便利なローカル鉄道です。起点の小田原駅から終点の大雄山駅までは約20分。

この記事では、乗車方法や運賃の目安、お得なきっぷやフリー切符など、はじめての人にもわかりやすく解説します。

観光とあわせて効率よく旅を楽しみたい方は、事前にアクセス情報をチェックしておきましょう。

大雄山線の乗車料金と時間の目安

大雄山線は小田原駅から大雄山駅まで全長約9.6km、所要時間は約20〜23分です。

運賃は区間によって異なりますが、小田原駅〜大雄山駅までは大人310円(小児160円・IC利用)とリーズナブルに移動できます。

沿線には9駅あり、主要駅での途中下車観光にも便利です。

・片道約20分の短距離旅
・小田原〜大雄山は310円
・途中下車して観光も◎

小田急線・箱根登山線との乗り継ぎ

小田原駅は、小田急線・箱根登山線・東海道本線など複数路線と接続しており、首都圏や箱根方面からのアクセスもスムーズです。

大雄山線はJR東海道線・小田急線との改札内乗り換えが可能で、移動の流れもストレスが少なく快適。箱根観光との組み合わせにも適しています。

・乗り継ぎしやすい構内
・箱根観光とも好相性
・都内からのアクセスも◎

一日乗車券・観光きっぷの活用術

大雄山線では「大雄山線一日フリー乗車券」が販売されています。料金は大人520円、子ども260円で、1日乗り降り自由。

最乗寺など複数スポットを巡る予定のある方や、途中下車してグルメや観光を楽しみたい方には非常にお得です。

また、小田急線との連携による観光セットきっぷも販売されることがあるため、最新情報をチェックしておくのがおすすめです。

名称 価格(大人) 有効区間
大雄山線一日フリー乗車券 520円 小田原〜大雄山 全線
子ども料金 260円 同上
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まとめ:大雄山線でローカルな旅を満喫しよう

神奈川県小田原市から南足柄市へと走る大雄山線は、わずか20分ほどの乗車時間ながら、豊かな自然、歴史、グルメ、そして地元の人々との温かいふれあいを体感できるローカル鉄道です。

沿線には最乗寺や里山風景、個性豊かなカフェや名物グルメが点在し、観光と癒しを同時に味わえるのが魅力。日帰りでも充実した時間を過ごせる大雄山線の旅で、小田原・南足柄エリアの奥深さをぜひ体感してみてください。